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どっちがヒロイン?~ヒロインとか無理なのでお譲りします

作者: ロゼ

足元がピカッと光った。


その光の眩しさに目を閉じ、再び目を開くとそこは知らない場所だった。


見覚えが一切ない教会みたいな宗教的雰囲気がプンプン漂う厳かと言えばいいのかよく分からない白壁の無駄に広い部屋の中央の、周囲よりも数段高くなった場所に私は1人で座っており、光で目がやられてぼやけていた視界がクリアになると周囲を有り得ない色彩の人達が取り囲んでいた。


髪色だけでも赤、黄、青、緑、紫、ピンク、水色、黄緑、ラベンダー、銀、金と様々なのに目の色まで同様に様々な色をしていて、どう見ても染めたとかカラコンでは説明出来ない程に色鮮やか。


そして皆一様にどこのモデルか芸能人?ハリウッドスター?と問いたくなるような整った顔をしている。


「あー...私、相当疲れてた?...夢?...幻覚?...めっちゃ痛いけど、これ何?」


抓ってみた腿が凄く痛い。


「せい、みこ、さま...」

「せいみこさまが来てくださった!」

「遂に、遂に我らの願いを聞き届けて頂けた!」


何やら興奮し始めた周囲の色彩豊かな人々。


興奮ぶりが尋常ではない。


興奮状態でこちらに近付いて来ようとする人達...怖いって!近付くな!


そう思ってたらその人達と私の間に目に見えないバリアみたいなのが出来てたみたいでその人達は私に近付けなかった。


「...これって本当に何なの?」


「せいみこさま...我々をお助け下さい!」

「貴方様だけが希望なのです」

「貴方様は神が遣わされたせいみこさま」

「貴方様が現れてくださるのを私共がどれ程待ち望んでいたか」

etc...。


要約するとどうやら私、異世界召喚されてしまったようだ。


そんなの小説や漫画やゲームの中だけのフィクションで実際には起き得ない事だと思っていた。


いや、今この瞬間でもそう思いたいし、もしかしたら夢オチな可能性も...ないな、ない。これはリアルだと私の中の何かが叫ぶ。


私は【聖巫女】としてこの世界に召喚されてしまったらしい。


聖なる巫女だから聖巫女...まんまや。


そして、今目の前で色彩豊かな人達を遮っているバリア的な目に見えない何かは私の力らしい。


えー、これってどうしたらいいの?私、そっち系の話とはほぼ無縁状態で生きて来たんですけど!


小説系の活字がとにかく苦手で、ゲームもシミュレーションとか苦にしか感じなかったから避けてきたし、漫画も妖怪とかお化けと触れ合う系統の話か少年ヒーロー漫画ばっかり読んでいて異世界転生とか召喚物は全く読んで来なかった。


まぁね、読んでなくても知識としてはそういう話があるだとか、ざまぁ系が流行ってるだとかは知ってたけどその程度。


小説やゲームの中に転生しちゃうとか、異世界に召喚されてチヤホヤされるだとかの話は友達が大好物だったから友達経由(主に友達の主観)で話は聞いてたけど、その友達が召喚されるならまだしも、何故私?


...しかし、目の前の色彩豊かな人達が必死なのは伝わってくる、切実な程に。


これって私が救ってあげなきゃいけないの?


救えば帰れるパターン?


「あの...私、帰れるんでしょうか?」


「それは...その...」

「帰る...」

「帰る方法は...」


あー、そっかー、帰れないパターンね。


皆さんの顔見てたら分かるよね、私でも。


しっかしさー、こういう召喚系とかは大体高校生が主流じゃなかったの?友達の話に出て来てたの全部10代の可愛い系JKだった気がするんだけど?


私、今20歳だけどそれでも巫女って呼んでくれるの?


そんな事を考えていたら登場しましたよ、ヒーロー。


どう見てもヒーローでしょって、銀色に青を溶かしこんだみたいなキラッキラの髪に目ん玉ルビー嵌め込んでますか?と言いたくなる程の宝石みたいな赤い目の爽やかイケメン。


絶対王子だよー、と思ってたら本当に王子だった。


「聖巫女様!よくぞ我々の声に応えてくださった!」


何処ぞの美声声優さんですか?と問いたくなるようなイケボである。


王子様はティティリアム・キャルキャバルという舌を噛みそうな名前だった。


「私の事はリアムとお呼びください、聖巫女様」


イケメンのイケボでそんな事を言われたらきっとJKならばコロッと行くのだろうなぁ...。


「聖巫女様のお名前を伺っても?」


「...田中 洋子、です」


「タナカ、ヨーコ」


「えーと...洋子が名前で田中が姓です、はい」


「ヨーコ!素敵な名だ!」


いやいや、いやいやいや!それは無理があるって!田中洋子なんて同世代の中でも地味な名前でしたよ?キラキラネームはどうかと思ってたけど、せめてもう少しだけ洒落た名前が良かったなぁと思ってましたが?!


「ヨーコ様とお呼びしてもよろしいでしょうか?」


「...お好きにどうぞ」


「...ところでヨーコ様、その、この見えない壁を、どうにかしていただけませんか?」


「どうにかって言われても...消えろって言った所で消えるとも思えませんし」


「き、消えた!」

「流石聖巫女様!」


消えろって言えば消えるのか...何この何とも言えない感じ。


こうして私は聖巫女として異世界で暮らす事となった。



聖巫女として暮らし始めて1ヶ月。


この国や世界の事を教わりながら手探りで自分の力を確かめつつ伸ばす日々。


この国キャルキャバル国は瘴気と呼ばれる悪い気のせいで大地が枯れ、水も枯れ、疫病が発生し...と大変な事が国の端っこの方からどんどんと中央の王都に向けて広がっていて、その瘴気を祓える力を持つのが聖巫女なのだそうだ。


だけどその聖巫女の力は伝説の中のお話としてしか伝わっておらず、聖巫女がどのように力を使うのかは誰も知らないとの事。


そんなのどうしろって言うのよ!って話なんだけど、何となーく力の使い方が分かるから質が悪いと思う。


ただまだ私の力は目覚めたばかりで今のままでは大した役に立たないというのも同時に感じ取っているから取り敢えずその力の使い方を自分の感覚で覚えながらその力を伸ばすべく手探りで頑張っている現状である。


勝手に召喚されたとはいえ、衣食住を提供してもらっていて、尚且つめっちゃ高待遇なのだから一宿一飯の恩という言葉がある世界からやって来た身としては何もしないなんて選択肢はない訳で...。


と、今日も今日とてリアムに張り付かれた状態で巫女としての自主練をしていたら、何やら周囲がバタバタと騒がしくなった。


「た、大変です!聖女様が現れました!」


「聖女だと?!...ヨーコ様、申し訳ない!少々席を外します!すぐ戻りますので!」


今度は聖女が現れたのか...何なの、この世界?


聖巫女と聖女って立ち位置丸かぶりじゃないの?よく知らんけども。


あ、私、お役御免で追放されちゃうパターン?


友達が話してた「虐げられて追放されちゃった方が実は最強!」ってパターンとか?


いやー、ないなー、私が最強とかないわー、ない!



聖女様は突然、何の前触れもなく城の中庭に現れたのだそうだ。


現れた聖女様はどう見ても私と同じ世界からやって来たのであろう黒髪黒目の、若干可愛い系ではあるがこれと言って人目を引くタイプには見えない、でもJKであるのだと分かる、何処のか分からない制服を着た女の子だった。


ヒーローリアムに目をハートにしている様子からしてあの顔と声にコロッと行ったんだと丸バレの態度をしていた。


そして、私を見て思いっきり睨んで来た。めっちゃ怖い顔で。


何故私を睨むかな?同郷でしょうよ、どう考えても。


リアムは私を見て困ったように笑ってるし...助けを求められてるようにも見えるのは気のせい?


その後リアムから聞いた所によると、聖女様はやっぱり私と同郷から自然発生的?にやって来た16歳の女の子で、名前は『吉川 沙和』というらしい。


「サワタンと呼んでください♡」と言われたのだとリアムが非常に疲れた顔で言っていた。


因みにリアムは24歳独身。婚約者なし。


婚約者は過去にいたそうだが事情があり婚約解消され、それからはフリーなのだそうだ。


リアムは第三王子らしいので結婚は焦らなくてもいいとの事。


24歳に16歳のノリはあっちの世界でも辛いって先輩が言っていたから、こちらの世界のちょっとお堅い王子ならばもっと辛いのではなかろうか?



聖女サワタンとは接触がないまま半月が過ぎた頃、聖女サワタンから突然の襲撃を受けた。


襲撃と言っても突撃訪問なんだけどね。


「何で1と2のヒロインが2人揃って召喚されてんのよ!」


話が見えない。1と2って何よ?


そして召喚されたのは私の方が先なんですけどね。サワタンのは召喚って呼べないものみたいだしさ、言わないけど。


すーっかりこの世界のドレスを着込んだ聖女サワタンは聞いてもいないのにご丁寧に説明してくれた。あ、私はドレス着てないよ。あれ、着るのも脱ぐのも面倒だし、重いし動きにくいから無理!


聖女サワタンの話によるとこの世界は乙女ゲーム『アスラブ』(多分略称。正式名称は不明)の世界であり、1のヒロインが聖女で2のヒロインが聖巫女なのだとか。


1でも2でもリアムは共通攻略キャラであり、聖女サワタンはリアム推し。


「どっちがヒロインなの?!私が1のヒロインなんだから私の方が先よね?!だから私がヒロインだよね?!」


知らんがな。てかどうでもいいがな、ヒロインなんて。


だってあれでしょ?ヒロインって山あり谷ありな苦難とかあれこれ乗り越えてヒーローと結ばれる系でしょ?


そんなの無理だわ、やりたくないわ!


「どうぞどうぞ、ヒロインはサワタンって事で」


「軽っ!何それ!面白くないんですけど!」


面白いとか面白くないとかどうでもいいんですけどね、こっちとしては。



2ヶ月の自主練の成果が出始めた私は聖女サワタンよりも早くに聖巫女としての力をある程度自在に使えるようになり、お城から離れて瘴気に侵された地へと向かう事になった。


聖女サワタンは聖なる力の使い方が分からないようでブーたれてるらしい。


瘴気を祓う旅にはリアムが同行する事になり聖女サワタンは更にお怒りのご様子だったが、王族として同行する義務があるというリアムの言葉にそれ以上何も言えなくなった聖女サワタン。


「聖なる力よ!我の言葉に応えよ!」

「神聖なる大地の気よ!我に応えよ!我に力を!」


聖女サワタンのちょっと厨二病チックな詠唱に聖なる力は一切反応を示さないらしく、聖女サワタンは「ゲームと違う!何なの!」とプリプリしてた。


ゲーム云々の前にちゃんと自分の力がどんなものなのか見極めるべきでは?


聖なる力が使えなきゃストーリー進まないのでは?


それとなーく伝えてみたのだが「ヒロインは私なんだから!余計な事言わないで!」と取り合ってもらえなかった。



瘴気を祓う旅は順調そのもので、祓えば祓う程に私の力は強くなった。


今では「えいっ!」と手をかざせば半径数メートルの瘴気が簡単に消える。


聖女サワタンの方はと言えば、時々何故か手紙が届くようになり、現在はリアムではない攻略対象者の騎士君と良い感じらしい。


いや、聖女としての仕事は?


え?そういう役割は私に全部任せて恋愛面だけヒロインとして頑張る系ですか?それってどうなの?乙女ゲームとしてありなの?


聖女としては全く機能してない聖女サワタンだがお城の中で陰謀に巻き込まれて誘拐されかけたり、毒殺されかけたりと色々大変みたいなので、そういう大変な部分を全部請け負ってくれたと考えたら私一人が瘴気を祓ってる現状でも怒りは湧いてこないんだけどね。


しっかしどんな陰謀に巻き込まれたら誘拐だの毒殺だのに発展するんだろう?


相手は聖女だよ?そんな存在を誘拐したり毒殺したら罰当たらないの?


私達を召喚したのって魔法でも何でもなくこの世界の神様の力らしいんだけど、そんな存在に呼ばれた子に危害加えるってとんだ怖いもの知らずじゃない?


「ヨーコ。何を考えているの?」


最近私の事を「ヨーコ」と呼び捨てで呼ぶようになったリアムは気の所為でなければスキンシップが激化し、やたらと甘くなった。


「聖巫女としてのヨーコは神々しいばかりに美しいけど、普段のヨーコは愛らしいね」

「ヨーコが美味しそうに食べているのを見ていると僕まで幸せになるよ。あ、クリーム付いてるよ、ふふふ」

「今日のヨーコはいつもに増して愛らしいね。野の花までもが君に恋してしまうんじゃないかな?」

「真剣な顔も笑った顔も怒った顔も困った顔も、全部僕だけのものだったらいいのに」

「ヨーコの一挙手一投足でこんなにも翻弄される僕も悪くないね」

「愛しいヨーコ...君を僕だけのものに出来たらどんなに幸せだろうか」


自惚れでも何でもなく、どうやらリアムは私の事が好きらしい。


いや、どうして?


私、どう考えてもあんなイケメンと並んで歩けるレベルの顔してませんけど!


「あんたって綺麗系だよね」とは言われた事はあるけどそれはどっちかと言えばの話で、芸能界所かお水のスカウトマンにすら声を掛けられた事がないようなレベルの顔である。


正位置に目鼻等のパーツはちゃんと付いているけどもそれだけだ。


しかもね、そんなリアムを周囲の人達が応援しつつ温かく見守ってるってのも丸分かりな空気が流れてて、「早くくっついちゃえよ!」な流れまで出始めている。


正直リアムってすっごいイケメンだしイケボだし、真面目で誠実で、少しお堅いけどその分優しいし、実は剣の腕は凄いし、チラッと見ちゃったんだけど腹筋割れてていい体してるし、非の打ち所がないし惚れる要素しかないパーフェクト男子だと思う。


だからこそ私としては不釣り合い過ぎて気後れしてしまうのだ、色々と。


私に聖巫女の肩書きがなかったらリアムは私なんて見もしなかっただろうし、聖巫女であるから大事にしてもらって優しくしてもらってるという自覚があるもんだから好意を寄せられてもそれが私自身を見て言ってくれているのか、聖巫女としてなのか分からない分どうしても踏み出せない。



瘴気を全体の半分程祓った頃、聖女サワタンが騎士君と婚約したとお手紙が来た。


ほー、婚約ですか...へー、婚約。


流石にね、瘴気を祓う事にも慣れたとは言え結構旅が大変な訳で、少し位聖女として聖女サワタンも働いてくれたらなぁと思い始めてた頃に自分だけ「幸せです」ってそりゃないだろう!


相変わらず聖女としての力は全く育ってないみたいだしさー。


本当に何なの?


あんた1のヒロインなんでしょうよ!ヒロインは私って言ってたんだから少し位聖女の役割果たせよ!


とやさぐれてみたりしたけども、やさぐれてみた所で現状は何も変わらない訳で。


瘴気で枯れた大地や川、それで苦しんでる人達見ちゃうと気の毒過ぎて助けてあげたいと思う訳で...。


聖女サワタンへのイライラも加わってパワーアップした私は実に頑張ったと思う。


2年掛けて国を周り、全部祓ったよ、瘴気。


その間ずっとリアムに愛を囁かれて、王都に戻った時にはすっかり絆されちゃってましたよ。


毎日毎日イケメンからイケボで「可愛い」「愛しい」「好きだ」「愛してる」と言われ続けて落ちない人いる?いないでしょ?


王都に戻ったらお腹が大きな聖女サワタンが騎士君と共に幸せオーラ全開で出迎えてくれましたよ、王様達と一緒に。


こっちは旅の疲れで髪も服もデロデロだったのに聖女サワタンはそれはそれは綺麗なドレスを着てましたよ、悔しい程に。


その上聖女サワタンに「やっぱり私がヒロインだったでしょ?ほら、ハッピーエンド」って言われてムカッとしましたよ、心から。


お前のハッピーエンドの裏には私の結構過酷な瘴気祓いの旅があったんだぞ!と怒鳴ってやりたかったけど相手はムカつくけど妊婦。


そして私は聖女サワタンよりも大人。


我慢したよね、顔から怒りは消せなかったけど。



その後私はリアムと婚約。


リアムは公爵へと臣籍降下して私は公爵夫人となる事が決まったのだが、ここでちょっとだけ聖女サワタンと一悶着。


「何でヒロインの私が伯爵夫人であんたが公爵夫人なの?納得いかない!」


「いや、騎士君選んだの聖女サワタンじゃん。納得いかないとか知らないし」


「だって!リアム様いなかったんだもん!攻略なんて出来なかったんだもん!」


「聖女として頑張れば一緒に旅出来たじゃん」


「だって聖なる力使えないんだもん!だったら他で頑張るしかないじゃん!だから内部分裂狙いの国王暗殺イベントクリアしたり他で頑張ったんだもん!」


「別に爵位とか良くない?騎士君の事好きなんでしょ?妊娠までしてるのに嫌いだとか有り得ないでしょ?」


「好きだけど...それとこれとは別!公爵夫人と伯爵夫人じゃ全然違うでしょ?!」


埒が明かないわ。


と思ってたけど騎士君登場で聖女サワタン一気に乙女全開になり、「サワタン♡」「リュシキュン♡」とか言いながら帰って行った。


騎士君の名前がリュシエルだってのをこの時初めて知ったし、流石に「サワタン♡」「リュシキュン♡」はないわーとドン引きした。


聖巫女としての役割を果たした私だが、聖巫女としての力はなくなる事もなく、更に聖巫女の力が癒しの効果もあると分かり、時々医療施設に出向きその力を使って人々を癒している。


「パパ!ママ!」


私とリアムの間にはもうすぐ3歳になる娘が生まれて、お腹にはもう1人。


「君と結婚出来て本当に幸せだよ、ヨーコ」


「私も幸せだわ、リアム」


「君の何倍も僕の方が幸せさ。愛してるよ」


結局どっちがヒロインだったのか未だに謎なままだし、乙女ゲーム的な紆余曲折なんてなく、単に瘴気を祓う旅をして回っただけの私だが、取り敢えず今はとっても幸せだ。

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