【】め ん た い【】
『全盛期の子兎音様にありがちなこと 国を造った』
「何故、君たちがここに集められたか、理解りますか?」
「理解んねーよ……。とっとと、ここから出しやがれ!!」
「立場が、お理解りでないようですねぇ……」
「な、なんなんだよ、こいつらっ」
「それは、私が愛情を込めて育て上げた猟犬たちです」
「わん!!わんわん!!」
「や、やめろ……」
「貴方に、犬アレルギーなどがないことは調査済みです」
「圧倒的な物量のドッグセラピーで……。骨の髄まで癒されるといい!!」
「ぬ……。ぬわーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
(^)o(^)オデ……オマエ……ユルサナイ……
『私、ポメ!!』
『私、ラニアン』
『『二人合わせて、ポメラニアン!!』』
「まさか、テレビシリーズが十二年間も続くとは思いませんでしたね」
「ほんとだよ」
「お前、プリパラ好きそうな声してるよな」
『朦朧とした意識の中、俺氏は強く思った』
「次からはちゃんと、手で扉を開けよう……」
「何事も一番、普通が難しいんだよん」
「俺氏みたいに、奇を衒うのは簡単だからね……」
「まあ、俺氏レベルの奴はそうそういないんですけどー!!でゅふふふふふふふw」
『その後、俺氏は高熱を出して倒れ込むことになる』
「丑の刻参りィ!?」
「何者かが、俺氏に呪いを掛けたのだと考えられる」
「俺氏、心当たりは」
「あり過ぎて、逆に理解らねぇ……」
『一行は、俺氏の呪いを解くべく、富士の樹海へと向かうのだった』
「おい、あれ……」
「間違いない、人だ!!」
「おい、カメラ止めろっ」
『はろ〜、きt〜……。はろ〜、きt〜……』
「あの声が、脳裏にこびりついて離れないんです……」
「お札が腐ってる……?」
「この森は、どこかおかしい」
「あくたん!?」
「うう……。あたまがッ」
「ここは、すばーうに任せて先に行くっす」
「スバル、お前、語尾が……」
「しゅば?」
「このスバル……。どこかおかしい」
「団長とういママ、ついでに舞元を連れてきたぞ」
「これで、本物かどうか理解る筈だ……」
「しゅばしゅばしゅばしゅば……」
「あくたん、逃げてッ」
「舞元が、ワンパンで沈んだだと……!?」
「狩りだ……。狩りが始まったんだ!!」
「いけない子たちしゅばねぇ〜……」
「う、うわぁあああああああああああああああ!!」
『こ、こんやっぴ〜……』
『今日のトワ様 陰キャップを被ってる時のトワ様』
「同じ時代に……。モトアキは二人も要らねェ!!」