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【】す み ー そ【】

『冥界のファッションモデルにありがちなこと 死んでる』


「頼んだぞ、わためェ……。俺たち、総受け連合の監督を任せられるのは、お前しかいない……」


『それが、平義経の最期の言葉だったという』


「五億円!?こんな大金、一体どこから……」


「ブラジルの炭鉱を、ちょいとばかしね……。あそこまで掘るのは大変だったよ」


「無茶しないでよ……。どこで鳩が嗅ぎ回ってるか理解らないんだから」


「心配ないさ。僕はこれでも、気配を消すのは得意でね」


「またいつもの、陰キャだからってやつ?呆れた……」


「呆れたついでに、このバタースコッチを試食してくれよ。僕が焼いたものなんだけど」


「え、美味しい!?かなたんって、お菓子作りとかできたのね」


「努力、練習は得意分野さ。おっと、お料理上手のお株を奪っちゃったかな?はあちゃま」


「それ、嫌味にしか聞こえないわね……。そうそう、これが言われてた例のブツね」


「これが、徳川埋蔵金の在り処か……」


「命の危険を冒すのは、金輪際これっきりにして頂戴ね」


「おいおい……。僕の旅路に付き合ってる限り、そいつはできない相談だな」


「まったく……。ちゃまったら、とんでもない泥舟に乗っちゃったわねっ」


『四方山話もほどほどに、一行はエジプトへの行程を急ぐのだった』


「一人ツイスターゲームしま〜す」


「右耳と左耳が、くっついちゃった!!」


『一人遊び全二 俺氏』


「全一はお前に譲るよ、ずーはー」


【はっ……。要らねぇよ、そんな称号】


『五年後も、この神曲聴いてる奴挙手』


『は?聴いてる奴しか見てないだろ』


『喧嘩腰で草。暇なの?』


『ここにコメントしてる奴なんて、みんな暇人だろw』


『特大ブーメランで草。自己紹介乙w』


『暇人に返信してる時点で、暇人なんだよなぁ』


『これが……。私たち夫婦の出会いでした』


『オンラインゲームは、ゼクシィ!!』


「一族郎党纏めてシバきあげて、二度と逆らえなくしてやるっぴ!!」


「団長の胸筋に、プロテインがッ!!」


『本当にできるのか?一介のカブトムシ如きに、この森を救うことが……』


「人と人を繋ぐ、最も強靭な絆はね……。友達でも、恋人でも、家族でもない」


「それは、共犯関係っすよ」


「考えてみてください……。今日という一日は、貴方にとってはただの二十四時間に過ぎないかも知れない」


「しかし、仮にこの星に七十億の人間がいるとして……。それはつまり、たった一日というほんの僅かな時間で、七十億日が過ぎ去るのと同義なんです」


「ロボ子さんのメン限秘技は……。対立する二つの勢力、その拮抗を完璧に保ち続ける能力」


「例えるなら……。SSSとレジスタンス」


「変えちゃいけないものを護ろうとする力と、変えなきゃいけないものを壊そうとする力」


「ドドド因子はね……。平たく言ってしまえば、一種の呪いなんです」


「世代という、呪い」


「全く違う場所に産まれて、全く違う人々に囲まれて、全くお互いに知らないまま、全く同じ時間を過ごした」


「たったそれだけのことが……。僕たちの、死ねる理由になり、死ねない理由にもなるんだ」


「おか斗、一体なにを……」


「苦しいですよね?羨ましい……」


「吐きたいのに、吐き出せるだけの内容物がない」


「どうしようもない苦しみの中で、己が空っぽだったことを悟る」


「大層、大事に抱えていた宝物が、価値のない砂の器だったこと……」


「そして、これまで自分を縛り付けていた鎖が、幻想の産物だったことを知るんです」











































「その上で……。ここまでは、ただの必修科目だと思ってくださいね?」

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