俺のオールは右曲がり
まずは、【肉弾】。
接近戦での勝率を、格段に高めることができる。
それから、【絶縁】。
無理矢理、【弩級】の【霊言師】と【豪華絢爛】することにより、
一気に【殺意】を集め、爆発的に【魅力】を上昇させることが可能。
それから、【前世検索】。
雑魚は、黙っとけ。
それから、【刹那的薄氷踏破】。
FA○ZAのサンプル動画を、光の速さで渡り歩き、
経済的春画を存分に堪能する為の、【火花】。
それから、【相互視姦】。
お前のこと、
視てるぞ♡
それから、【宮田君的美少年】。
取り敢えず、この出演陣なら偏執狂も満足するだろ、
っていう、発想。
するけども。
それから、【銀盤の御曹司】。
オ○ンピックの舞台で、U.N.オーエ○を流す猛者、
そろそろ、現れないですか?
それから、【神童】。
脚技全般を、めっちゃ強化する【本懐】。
それから、【矢馬谷園】。
伝説の力持ち、矢馬谷園の膂力を宿し、あらゆる困難を粉砕する。
それから、【幼児期健忘】。
己の実存を、一秒前の世界線に置き換えることができる。
ん〜。
どういうこと?
それから、【世界五分前仮説】。
お前、
まだ、
自分が死ぬって、気づいてないのか?
それから、【飛車飛車四間飛車】。
俺、
多分、理系脳だったら、棋士を目指してた。
それから、【皇帝】。
ずぃーや!!
それから、【既知の天井】。
毎日、
毎日、
生き延びる度に、
無限に、【魅力】が上昇していく。
それから、【無血開城】。
どんな女の子でも、
本気の命懸けで頼めば、セックスしてくれます。
それから、【免許皆伝魔法少女】。
親ガチャ、無料十連。
それから、【近親相関図】。
親戚の親戚は、総理大臣。
かもよ?
それから、【運営】。
いつも、本当にお世話になっております。
靴を舐めます。
それから、【猫】。
これは、【本懐】でも、【火花】でもない、
三つ目の能力、【怪異】。
その、お披露目。
理論上、最強。
みんな、
現実で血を、流し切ってないなら、
猫になって、【失踪】しちゃお♡
それから、【恋】。
死ぬまでセックス。
それから、【愛】。
そこに、
愛は、
あるんか?
それから、【P】。
誰だって、Pになれる。
決め手は、あなたの笑顔です。
それから、【第七世代初音調教師】。
相手の心臓のBPMを、強制的にぶちあげる裏技。
ちなみに俺は、初音だとブラック★ロック○ューターが一番、好き。
☆、じゃなくて★、なのが重要。
そして、【花婿修行】。
天下無敵の、モノタスク。
「今回は、こんなもんで」
「おじさん。使わないのに、なんでそんなに強いの?」
「金ってさ……。持ってるだけで、心があったかくなるんだよ?」
「汚い大人だ」
「金がない雑魚は、夢を持て」
帝と鑑は、木製のボートで黒竜の待つ地平線へ急ぐ。
「対末っ子特化型のこの連載だが、実は、この世界には古来より、生まれ順、四天王と呼ばれる作品と、その人格たちがいることを知っているか」
「生まれ順、四天王……!?」
「ああ」
いいか?
長男長女は、のはらし○のすけ。
真ん中っ子は、いそのか○お。
末っ子は、さくらも○こ。
一人っ子は、のびの○た。
「だ」
「ドリームチームじゃん!!」
「俺たちは、皮肉屋だが友達思いの、さくらも○こ」
「○ーズデンキ、行かなきゃっ」
「それとな、俺たち男は、ちんこが生えてる時点で、どんなに清潔感のない不細工でも、それなりに女子からはモテるんだよ。だから、同じ男から理解られるようになって初めて、一人前ってこと。女も逆の理論が当て嵌まる」
「前、見て!前っ」
「え?」
帝たちが乗るボートは、
やたら屈強な烏賊に衝突して、沈没した。
「ががぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ」
「待って、なんか、仕様で一定時間は息できるっ」
「ほんまや」
それから、どうにかこうにか潮流に乗り、二人は海岸まで辿り着いた。
「集めたアダマンタイト、全部、海の底だよ……」
「俺たちが藻屑にならなかっただけ、感謝しよう」
「誰の不注意だと思ってんだ」
また、食糧からなにから、集め直しだ。
「こんなんで、本当に黒竜、倒せんのかよ」
「まあ、俺としては別に、このまま親子水入らずの時間が続いてもいいんだが」
「俺はよくない」
「姿ちゃんに、告るんだもんな」
「そ、そうだよっ」
「おじさん、ちょっと寂しい……。お前が成長していくのが」
「気持ち悪いな!!」
「俺はさ、食える道草は片っ端から、吐くまで食うのが流儀なんだよ」
「健康に悪そう」
「人生には、それが一番、よく効く薬なんだ」
「大人って、なんでもかんでも、人生にたとえたがるよな」
木を切って、
拠点を作って、
食糧を集めて、
嘘みたいに澄んだ夜空を、隣で眺める日々。
「ここから、少し南に行ったところに、洞窟がある」
「え?」
「そこに、黒竜が眠る空間に繋がる、転移装置がある筈だ」
朝になり、
帝は、出発の準備を整える。
「準備は万全。姿ちゃんに、かっこいい姿、見せてこいよ」
「だから、おじさん以外、誰が見てるんだよ」
「端末の、内カメラかな……」
「怖っ」
それから、
「【微睡の覚醒】」
「え」
これは、現実世界と、【異世界夭逝】を繋ぐ、
合図。
「息子よ」
「お、おじさん?」
「俺は、もう迎えがきたようだよ……」
「死ぬの!?てか、俺、一人で戦うのかよっ」
「大丈夫大丈夫、死にはせんて。多分」
「おい……」
「鑑」
「え?」
「ちゃんと、傷ついてこい」
向かい合ったまま別れるのは、どうにも気恥ずかしいから、
まだまだ薄っぺらい背中を、俺は思いっきり、叩いて送り出した。
そして、
【ロードしますか?】
【はい】
2021/09/01/00:00
【ロード完了】
「委員長〜。意外とEカップあるって、マジ!?」
「死ね」
「錦、そういうのは操に聞けよ。巨乳のコスプレイヤーが彼女なんだから」
「いや、もう別れた」
「「「あ……」」」
「馬鹿ども、席に着け」
これにて、【超人武闘篇】、
閉幕。




