【】ご は ー ん【】
「俺氏って……。何故かいつも、エースストライカーを任されてしまう人生なんですよね」
「だから、一年のうち360日くらいはゴール前で散歩してます」
「メディーーーーーーーーーーーーーーーーーック！！」
「てぇてぇを通り越して……。最早滑稽だな」
「て〜のひらを〜、たいように〜、おしつけてみ〜れ〜……」
「ゔぁああああああああああああああああああああ！！」
「推してくれて、ありがちょ……！！」
「この世界は……。特者生存なんだ！！」
『かなたそTHE MOVIE〜大義なき忠誠〜』
『今作は、かなたそTHE MOVIE、慈悲なき救済、過不足なき絶望を視聴したあとにご覧になることをお勧めします』
『生きているうちにこの名作へ辿り着けたことを、我々は幸運に思うべきだ』
『今週末最大の感動』
『俺氏の連載からずーはーに来た奴、正直に挙手しろ』
『は？なんで偉そうなんだよ』
『わざわざ反応するって、ネットリテラシーとかないんですか？糞餓鬼乙w』
『いや、それに対して反応してる時点で自己紹介なんだよなぁw』
『顔真っ赤で草』
『特定した。住所晒す』
『は〜……。お前、おもんないよ？』
『このあと……。この二人が恋に落ちるだなんて、誰が予想しただろうか』
「強がってるけど……。平気だよ」
「わためェ！！」
「問題ないさ。わためェは火炎属性への耐性がある」
「スクールカースト最底辺の主人公が知略と人脈でのし上がってく雰囲気のやつッ」
『ノンケ界の絶対王者 夜空メル』
「異常震域だとッ！？」
「ティガレックスのBGMって、いっつも思い出せなくなるんですよね……」
「そんな貴女に紹介したいのが、このまるごとソーセージ」
「爆散したいなー」
「それなら、いい場所があるよ」
「サラダは英語で？さらぁだぁ」
「この服、殆ど着てないのに付喪神になっちゃったよ」
「結構、基準甘いんだな……」
『おわかりいただけただろうか……』
『画面右端に映る人影が……。ゆっくりと、ソーラン節を踊り始めたのだ』
『専門家は』
『これは……。ソーラン節を愛するがあまり、ソーラン節によって命を奪われた霊魂だと考えられます』
『街の人は』
『まる子とたまちゃんは、あれ……。完全に百合だよね』
「あたしゃ気に食わないね！！」
「ま、待ってよまるちゃ〜ん」
「藤木君……。こんなところに呼び出して、なんの用だい？」
