【】え び て ん【】
『百鬼あやめの対義語 一人生かす』
「ペパーとホップ君はデキてる」
「悪癖が武器になり、コンプレックスが評価されるのが世の常」
「人は悪夢そのものではなく、悪夢を見てしまう己の深層心理に怯えるのですよ……」
「まあ……。貴方はもう、悪夢すら見ることができませんがね」
「予備動作が殆どない……。こいつ、デキるッ!!」
「ギリギリアウト界のセーフ」
「ぺこーらのぺこーらに、ニンジンがっ」
「この世には……。ナンバー2界のナンバー1という概念が存在する」
「あのちゃんも助走をつけて殴るレベル」
「ヌートバーのヌートバーが、ヌートバー」
「絶対にじゃがりこの蓋を綺麗に剥がす達人vs絶対に綺麗に剥がれないじゃがりこの蓋」
「相容れない者同士の相克……。即ち、これも百合です」
「僕のメン限秘技は……。一ヶ月分の寿命と引き換えに、うどん札一枚を生成する」
『専門家は』
『ぼ喜多には、この世の真理……。質量保存の法則と対を成すロゴスが表されている』
『街の人は』
『船長が幸せなら、OKです!!』
『まあねー……。僕らは税金を払ってる訳だから、蛇口からドクペが出るようにして欲しいよね』
『オロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!!』
『一方で、このような意見も』
『まあ、僕らは虹山派なんですけどね』
「どめどめどめ〜?」
「これは……。はしかんのメン限秘技!!」
『同刻 甲子園球場』
「三年生にとっては、これが最初で最後の夏……」
【なんだよ俺氏、日和ってんのか?】
「馬鹿言え……。武者震いだよ」
【これ、やるよ】
「なんだこれ……。御守り?」
【安産祈願だ】
「はっ……。明日、天気になーれっ」
『その夏、僕たちの監督が逮捕された』
「駄目よ、かなたん……。それだけは!!」
「僕が……。源さんの源さんを握り潰す」