【】え だ ま め【】
【俺が、背番号10番を!?】
「ふん……。今回だけは譲ってやるよ、ずーはー」
『同刻 マッターホルン』
「すげぇ……。ここからでも、ぺこらタワーが見えるのか」
「宇宙エレベーターだと!?」
「人と自然を隔てる境界……。無闇にそれを侵そうとすれば、報いを受けることになりますにぇ」
「しけむらは……。熊形県」
「知っていることを全て吐け……。すいせい!!」
「吐きロゼ!?」
「げろちゅう!?」
「BANオーラの数値化に、成功しただと……!?」
「馬鹿な……。金盾級に分類される存在は、歴代で黒上、ハトタウロス、もんざえもんしかいなかった筈だッ」
『あの熊公、どこかおかしい』
『僕ヲ 見ツケテ』
「れいきゅうしゃ!?」
「本当に、惜しい人を亡くした……」
『今年の夏は、類を見ない冷夏が予測されます』
「二百日連続の、高気圧だと?」
『やさしい心を育む企業 ついえら』
「もっとこう……。ビブラートに包めよ」
『現在、大空警察署管内にて、野兎同盟による不当な勧誘が増加しています』
『ポルカの伝説の途中ですが、絶品デパ地下グルメの情報をお届けします』
「よっさんが、家を出たまま帰ってこない?」
「計算では、今年度中に国民の半数がステラ細胞を持つことになる」
「本当に、推し進めて大丈夫なんでしょうか……。ステラ細胞を完全に克服できたケースは、ころさんしか確認されていない」
「素直に考えるなら、初見使徒は地球外生命体の一種だ」
「圧倒的多数の人間に、仮想の人格を観測させれば……。もうそれは、生きている人間と変わらない」
「火葬パーティーだ!!」
「死んだ人間を、殺すことはできない」
「事実上の完全犯罪……ッ!?」
「君は、何故おかころが尊いのかと訊いたな?」
「は、はい……」
「簡単なことさ。何故なら……」
「ドドド因子に惹かれ合った者たちは、いずれ殺し合う宿命にあるからだ」
「地図のどこを探しても、井の中の里が存在しない……!?」