【】ゆ ど う ふ【】
「もう、ポル伝やめようかな……」
「パルクールと拡張現実が高度に融合した、ギャングタウン名物の都市型サバイバルゲーム……。HOLOPEX!!」
『こんやっぴ〜!!常闇トワしゃまですっ』
「トワ様、こっち見てー!!」
「常闇ファミリーは三百人を超える大所帯……。しかも、三期連続のチャンピオンときた」
「シーズンを制したファミリーには、匿名クランSSSから莫大な報酬が与えられる」
「そこの千代子、止まれえええええええええええ!!」
「店頭にぺこーらの立ち絵を貼って、踏み絵させましょう」
「都市部、特に若年層の犯罪発生率を低減させるとして、大空警察もHOLOPEXへの参加を推奨している」
「とか言って……。ろぼさーに対抗できる戦闘員を育成するのが、HOLOPEX導入の目的でしょ?」
「ま、自助努力の範疇だろ。どうせ死ぬなら戦場で……。ってな」
「ユニーリアまでは俺たち、宝鐘山賊団が道案内するぜ」
「あくあマリン号に、大量の爆薬が……!?」
『バブル景気の到来と時を同じくして……。不知火建設一社提供により、ポルカの伝説が初回放送を迎える』
「ポルカはポル伝、やめへんでー!!」
「駄目だ……。橋が壊れちまってる」
「SSSが運営する、海上カジノだと……?」
「坂本龍馬の護衛、でござるか」
「我々は、ろぼさーを八番目の初見使徒と定義することにした」
「思い出せ、スバル……。お前には、獣人族としての記憶が眠っている筈だ」
「海獣族のヌシが、お怒りになっていますにぇ……」
「この大木、倒れ方が不自然じゃないですか?」
「呑まずにやってられるかッ」
「こんなのって、インチキぺこじゃん!!」
「忍者とは、歴史の暗部を司る存在……」
「まっちゃんは、贄となる少女を選定する役割を担っていた」
「エルフ族が護り受け継いできた聖水は、不治の病をも治すことができると言われています」
「他種族の侵攻を防ぐ為に、極寒の地にユニーリアを築いたのか……」
「正気ですか!?この雪山を越えるなんてっ」
「客室から悲鳴が……!?」
「ここまでが全て、まっちゃんの計画通りだとしたら?」
「ただのマタギじゃない……」
「いつの日か、人類は忘れちまった……。狩られる側の恐怖を」
「ミオファの森は、昆虫パラダイス!!」
「街頭モニターに、まっちゃんらしき人影が……!?」
「無理無理無理無理!!魚の言葉なんて理解らねーよ!!」
「狭い山小屋に羊が一匹……。なにも起きない筈がない」
「なんか、お腹空きません?」
「雪原きーつね」
「この大海原そのものが、密室の役割を果たしているんだ」
「ミオしゃのタロットは、絶対です……」
「ゴリラ、アヒル、コヨーテを連れて、マリン船長は不思議の国へ……」
『イカれたニューカマーを紹介するぜ!!』
「ポルカってさぁ、トランプで戦いそうな見た目してるじゃん」
「恒久的な世界平和を実現する唯一の方法は、人類を根絶やしにすることっす」
「終焉は黎明、だよ」
「理解ってないぺこねぇ……。ぺこーらはトリックスター、信念がないのが信念ってわーけ」
「に……。肉食獣の方って、いつもそうですよねっ」
「ポルカやーめーへん、ポル伝やーめーへん」
「そもそも、ろぼさーの動力源はなんなんだ……?」
『統合思念体 ぬんぬん』
「まるで、童話の世界に紛れ込んだみたい」
「あてぃし、アリス!?」
「桃から産まれた、桃太郎だぞ☆」
「ファッション、モンスタ〜w」
「僕の名前は天音かなた……。ひょんなことで乗り込んだ豪華客船で、とんでもない事件に巻き込まれちまった」
「止まってくれるなよ、ちゃまの心臓……ッ!!」
「すいせいに猟銃は駄目だってっ」
「寝たら死ぬぞ……。わためェ!!」
「そんなものがなくても、スバルたちは一つになれンだよ……。そうだろ、まっちゃん!!」