表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/1706

王の凱旋

「え!?」


 みかどは、気づいたら【霊言工房ホームタウン】に帰ってきていた。


 そして、


 隣には、DK【渾】……。


 ではなく、【霊言師クラフター】であり、【文学的同素体ライフライン】の先輩、


 あらし


「あの、ひさめ先生は」


「締切が近いらしくて」


「あ、はい」


「それと……。そろそろ独自オリジナルネタで独り立ちしないと、叱られそうな空気を察したらしい」


「誰が〜!?」


 どこかの国の、大統領が言ってた。


「一つから盗めば盗作ですが、百から盗めば、名作です」


 その通りだと思う。


 そして、後輩たちにとっては……。


 俺の、【霊言弟子レゴフレンズ】にとっては、


 俺もまた、百のうちの一つ。


「帝も、薄々、気づいてるだろ?僕の【霊言弟子】が、君だったんだ。で、君はもう、立派な一人の【霊言師】だよ」


「あざす」


「だから、僕はもう、この【霊言工房】を旅立って、【戯言師イノベーター】としての役目を果たそうと思う。やっぱり……。古い友人たちとも、また会いたいしね」


「古い」


「そう」


 要するに、それは、


「親友だよ。ねずみって奴なんだけど、まあ、名前なんてどうでもいいか。だから、君も【霊言弟子】を育て上げれば、君と結ばれた【勇者ファーストペンギン】、【最初の心臓】と……。つかさと、【平行線ペンギンハイウェイ】のその先で、再会できると思うよ」


「いや、もう、昔の男の話はしないでください。完全に忘れたので」


「あ、そう……。そういう時期って、あるよね。僕にもあった」


 これから、


 この【霊言工房】の管理人は、帝が務めることになる。


「僕たち【霊言師】にとっては、【虚言師ゲームチェンジャー】が、【虚言輪廻アカシックレコード】たちがどんな旅路を辿っているのか、知る由もない。でも、それでいいんだ。それぞれの道の、その先で……。【戯言師】に進化を遂げた僕たちには、いくらでも、語らい合う時間が用意されてるんだから」


「俺、任されたからには好き勝手やりますよ。いいんですね?」


「今更だろ……」


 嵐は身支度を整え、【霊言工房】、その廃学校、廃教室を名残惜しそうに振り返る。


 見上げれば、


 そこはいつだって、満天の星空だ。


こころは、もう待ち合わせ場所に着いたかな」


「ぱいせん。なんかこう、ないんすか」


「抽象的が過ぎるぞ」


「【戯言師】になった奴らが……。こう呼ばれる、みたいな」


「ああ、それね。あるよ」


 それは、【霊言師】によって組織される、【文学的同素体】、


 そして、【虚言師】によって組織される、【虚言輪廻】と、同じような意味合い。


「案外、簡単な名称なんだけどさ」


 嵐は、


 星空の果てに、未来、過去、現在、


 その全てを、視ている。


 エスパータイプから進化を遂げた、ゴーストタイプと、


 ノーマルタイプから進化を遂げた、格闘タイプ。


 そいつらを、まとめて、


「僕たちは、【職人組合ギルド】」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ