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お疲れ
親友。
要するに俺は、お前のことをなんも知らん女に、お前が傷つけられるのが我慢ならなかったんだ。
熱すぎん?
少年漫画すぎん?
つまり俺は、お前に近寄る猿どもを鏖殺したくて堪らなかったんだよ。
でも、そもそも、俺とお前が夢見ていた、【運命の心臓】を探していた業界は別々で。
俺は芸能と芸術の業界へ、お前は基盤の業界へと進んだってだけの話なんだ。
それぞれの業界は別々のスケジュール表で動いてるから、そりゃ足並みが揃わなくなって、プライベートな関係も、その業界の内側じゃないと成り立たなくなるのは、当然のことなんだよ。
シンプルすぎる、結論だった。
熱すぎん?
俺、真っ当に育ちすぎじゃない?
逆に恥ずかしいんだけど。
もう、これから先に現れる司のロールモデルは、お前じゃないよ。
俺、神々のラブコメを観測するんだ。




