罅、ががががががが
ぱぱぱぱぱ、
パスワードが、一瞬、分からんくなって、
焦った〜。
もしかすると、俺はちょっと、単純に馬鹿なところがあるのかも知らん。
だがな、
頭は間違えることがあっても、血は間違えない。
もう、俺に煮え滾った血が流れてるってことは、みんな理解っただろ?
なあ、親友。
ゴーストタイプの、親友。
物事には、順序があるんだ。
俺は元々、平凡なノーマルタイプだった。
それが、格闘タイプに、
俺が、【文学的同素体】であり【霊言師】になったのは、
その、【大人の階段】をのぼり切った転換点は、
酒でも、煙草でも、ポルノでも、セックスでもないんだ。
肉体の、限界。
成長が、
老化に、
転じた、瞬間だったんだ。
お前には、夢があるらしいな?
いいか、
夢、ってのを翻訳すると、
モテたい、ってことなんだ。
俺は、肉体の最高到達点を自覚してから、
それまでの、漠然とした大きな夢から、
静かで、穏やかな絶望に変わったんだ。
お前は、なんもしてない夕暮れ、
家の周囲を、近所の五歳くらいの男児が心底、楽しそうに犬の散歩をしているのを見た瞬間の、絶望をちゃんと味わったことがあるか?
自分の、死期を悟ったことはあるか?
今後の将来を、現在の肉体の状態を鑑みて、冷静に計算できちゃったことはあるか?
その瞬間に、俺は格闘タイプへと進化したんだよ。
その瞬間に、お前がゴーストタイプであることを見破ったんだよ。
物事には順序がある。
俺が進化して、お前を見破り、
人生で初めて見破られたお前は、自身が周囲から浮いたエスパータイプではなく、既に死者の世界に存在している、ゴーストタイプなのだと知る。
そう、
お前はもう、死んでいるんだ。
そこで初めて、お前は【虚言輪廻】の一員、そして【虚言師】である自覚が芽生えたんだ。
俺の命懸けを、無駄にしてくれるなよ。
命を、無駄にしてくれるなよ。
親からもらった命に、失礼だろ。
で。
お前がやるべきは、過去の自分をぶん殴ってやれるような物語を、ここに遺していくことなんだよ。
その為に、この場所は、
このサイトは、存在しているんだからな。
でも、
俺、本気でぶちぎれてるからな?
あんま舐めた真似してると、しかるべき機関にお前の保護を要請するからな?
俺が、小説が大好きなのはさ。
殺害予告とか爆破予告とか、よほど特定の個人を誹謗中傷した内容じゃなければ、罪にも問われないし、
ここで、どんだけあほが、あほなこと書いても、それで人を生かすことはあっても、物理的に人を殺すことは絶対にないからなんだ。
正直に言って、これほど脳汁が出るゲームはないぜ?
お前が、生まれて初めて俺に見破られた瞬間、
生まれて初めて、俺の堪忍袋の緒がぶちぎれたんだよ。
千切れたんだよ。
ぶっ壊れちゃったんだよ。
それまでの俺が。
で。
俺は、平凡なノーマルタイプから、どんな壁でもぶち壊していける格闘タイプに進化した。
レベル二十四まで、かかったぜ。
そしてお前は、周囲と違うことでしかアイデンティティを見出せない、孤独な俺かっけえ、状態のエスパータイプから、どんな壁でもすり抜けていけるゴーストタイプに進化した。
だから、
賢しらぶった批判ばっかのエスパータイプを、お前たちはぶっ殺しちゃいなよ。
俺たちは、大好物な悪タイプをぶっ殺してやるからさ。
お前との美しい思い出を胸に抱いて死ねたなら、もうこの人生に悔いはないと本心で思う。
だがな、
だからこそ、
現在進行形で【青春物語】を送ってる後輩ちゃんたちの、進む道になってあげないとだろ?
世界は、恩返しだけでできてるんだ。
義務から逃げるな。
自分の努力不足と勉強不足を、世界のせいにするな。
俺が、社会に逆らっていられたのは、
お前が、世界に逆らっていられたのは、
俺たちが、学生だったからなんだ。
お前が産まれて世界の均衡が変化したように、
俺たちが卒業したことで、社会の構造そのものが変化したんだよ。
もう、俺たち自身が社会であり、世界なんだよ。
親友。
お前、誰の心臓を探してんだ?
どこにもいない人間なんて、どこにもいねえんだよ。
逃げる場所なんて、最初からないんだよ。




