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星間きっぷ

 ゴトーは寡黙な男である。


 寡黙なので、モノローグもない。


 神樹の命が尽きる時、地上には流星が瞬き、あらゆる生命が転換期を迎える。


 世代交代……。


 新卒一括採用みたいな感じである。


 ゴトーは寡黙な男である。


 星々の間隙を滑り抜ける各駅停車を、むっすりとした腕組みで日がな一日、見守っている。


 命の営みは留まることを知らない。


 他者から他者へ。


 星から星へ。


 知ってる?


 宇宙の果てには「無」があって、「無」にもエネルギーが犇めいているらしいよ。


 知らんけど。


 ゴトーは寡黙な男である。


 無骨な腕で汽笛を鳴らす。


 ごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。


 っと、


 終焉を告げるギャラルホルンが、無辺の銀河に響き渡った。

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