来栖夏芽先生「はんまー、かんまー」(ORIOを聴け)
(ホロにじ神椿交流会)
〜カバー株式会社〜
紫咲「降りてこいよ!!」
幸祜「引き摺りおろしてみれば?」
幸祜「天音が、ホロでどんな扱いを受けてるか理解ってる?」
幸祜「Vtuberにあらずんばホロにあらず、ホロにあらずんばVtuberにあらず」(問題発言)
幸祜「それが御三家の一つ、ホロの社訓」
幸祜「Vtuberが、実力の業界だと思ってない?」
紫咲「実際そうだろ」
幸祜「それは男だけ」
紫咲「?」
幸祜「女のVtuberは、可愛くっても実力がなければ舐められる」
幸祜「実力があっても、可愛くなければ舐められる」
幸祜「女のVtuberに求められるのは実力じゃない、完璧なの」
幸祜「そんな可愛げの欠片もない世界で、天音がどんなに息苦しい思いをしているか」(そうか?)
幸祜「呪いを仲間だと勘違いできる頭で、考えてみたら?」
紫咲「五月蝿えよ」
紫咲「同じ双子でも、私は常闇の方が大好きだ」
紫咲「完璧も義務も、応える必要がどこにある」
紫咲「私は、配信をしている自分が大好きだ」
紫咲「私は、歌っている自分が大好きだ」
紫咲「私は、紫咲シオンなんだよ!!」
幸祜「なっ」
(紫咲の歌唱が、幸祜を地面に叩き落とす)
幸祜(まずい!!)
紫咲(本気で殴ったら殺しちゃう)
紫咲(代わりにこの、赤スパで殴る!!)
ぴこーん!!(強烈な赤スパが幸祜にクリーンヒットする)
紫咲「もういっちょ!!」
(瞬間)
(天音の投げた転生林檎が、紫咲のこめかみに直撃する)
天音「よかった」
天音「当たって♡」(自身はバナナを頬張りながら)
幸祜「ごめん、天音。私……」
天音「いいのよ、気にしないで」
天音「友達のギャルにも、宜しく言っておくから」
(そこに現れる、黒い影)
天音「あんたは、一人で楽しみたかったの」
常闇「ユニットだからもうよくね!?」
天音「天使と悪魔が、憑いてるから」
常闇「相方って呼べよ、堕天使」
天音「握力500kg」
常闇「ぎゅっ、ぎゅっ」
天音「握り潰しちゃうぞ☆」
常闇「この世の全てが弱すぎる」
天音「逆だったかも知れねえ……!!」