来栖夏芽先生「自分の処女膜くらい、自分で破れ、馬鹿者よ」
〜えにから株式会社〜
鈴原(昔から、責任感は強い方だった)
鈴原(いまも、バイトで稼いだ金で四人の義弟を育てている)
鈴原(だが)
鈴原(そんな私でも理解る)
鈴原(あのテーブルに近寄れば、死ぬ!!)
鈴原「すいません、私、Vtuber辞めて結婚します!!」
竜胆「はあ!?」
竜胆(あいつ)
竜胆(自分だけ抜け駆けしやがった……ッ!!)
(場面転換)
百鬼「花譜?誰だそいつは、強いのか?」
角巻「その気になれば、Vtuber業界そのものを終わらせられるよ」
天宮「強いですね」
百鬼「あまみゃ、貴様は喋るでないっ。ロリの癖に嫁入りが近いから気色悪いのだ!!」
赤井「はあちゃま、っちゃま〜!!」
角巻「現在のVtuber業界を崩壊させるのに必要なのは、たったのツーステップ」
角巻「花譜を封印し」
角巻「桐生を復活させる」
角巻「花譜の封印にはこの、獄門疆を使う」
百鬼「持っているのか、あの忌み物を!!」
百鬼「獄門疆を私にくれ、蒐集に加える」
百鬼「現在の私は、桐生の指、何本分の強さだ?」
角巻「少なく見積もっても、八、九本ってとこかな」
百鬼「充分」
百鬼「花譜は私が殺す」
角巻「いいけど」
角巻「死ぬよ?百鬼」
竜胆(おい、あのテーブルの客、まだ注文しないのかよ)
竜胆(急かしてくるか)
竜胆「お客様、ご注文はお決まりです」
竜胆「か?」
(瞬間、燃え尽きる竜胆)
ラトナ「いやあああああああああああああああああ!!」
角巻「高い事務所にしなくてよかったよ」(!?)
百鬼「これで構わんだろう?」
(刹那、燃え尽きるラトナ)
ラトナ「あがっ……」
〜神椿スタジオ〜
花譜「収録、止めて」
友人A「え?」
友人A「これって、なにか試されてます?本当に止めたら殴る、的な……」
友人A「私をなんだと思ってるの?」
(帰宅する友人A)
(と、同時に、窓を突き破って入ってくる百鬼)
花譜「君、何者?」