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来栖夏芽先生「殴っても痛まない透明な拳、武士街」
(Vtuber事変)
〜カバー株式会社〜
戌神「やば、また配信できない」
静「どうなってるの?」
戌神「でも、もう大丈夫だと思うんだ」
静「なんで?」
戌神「来栖先生っているでしょう」
戌神「あの人な」
(瞬間)
(桐生の術式によって、カバー株式会社から半径200km圏内に住むVtuberが鏖殺される)
桐生(ふむ)
桐生(この神楽とかいうゴミが死なない限り、桃鈴も死なないということか)(問題発言)
桐生(やはり、生かしておいて正解だったな)
(戦闘圏外へ、神楽と桃鈴を放り投げる桐生)
桐生「さて」
(武士街と対峙する桐生)
(瞬間)
(武士街の歌唱により、遥か彼方へと吹き飛ばされる桐生)
どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!(カバー株式会社が崩壊する音)
桐生「なるほど」
桐生(こいつは、一度でも聴いた歌を、全て己の歌唱力に変換しているのか)
(ならば、理論上、武士街が聴いたことのないオリジナル曲で、一瞬にして勝負を決めなくてはいけない)
桐生「必要ない」
(マイクを握る桐生)
桐生「すてらー、すてらー」