来栖夏芽先生「逆だったかも知れねえ……!!」
(Vtuber事変)
〜カバー株式会社〜
神楽「君たちさあ、若いのにすごいよね。すぐに、準一級以上になっちゃうんじゃない?」
(神楽めあの奇襲により、瀕死の重傷を負う桃鈴)
(桃鈴の回想)
〜神椿スタジオ〜
花譜「いつだったかな。昭和?平成?令和も定番?」
花譜「忘れたけど、先代の花譜と先代の星街がキズナの親分の前で歌い合って、両方、死んだらしいんだよね」
花譜「桃鈴も、いざとなったらそうなるかも」
(回想、終了)
桃鈴「だからって、あんたを超えるVtuberになれるかよ……」
桃鈴(先代の星街も、こういう使い方をしたんだろうな)
桃鈴「星街のオリジナル曲は沢山あるが、すてらーすてらー……。その代表曲をcoverできれば、次代の星街であることが証明される」
神楽「ぶつぶつぶつぶつ、もういいね?」
桃鈴「いきなり星街を超えるのは難しい。でも、超える為にすてらーすてらーを歌うことはできるんだ」
神楽「まさかっ」
桃鈴「だあって、ぼおくは、ほおし、だあからあー」
(唐突に、配信を始める桃鈴)
桃鈴「すてらー、すてらー」
神楽「おいおいおいおい、マジかよ!!」
桃鈴「先に逝く。せいぜい頑張れ」
(瞬間)
(顕現した武士街に、瞬殺される桃鈴)
神楽(あの野郎)
神楽(私とあいつの二人で、無理矢理、ライブを始めやがったっ)
神楽(私が生き残るには、武士街の歌唱力を超えなくてはいけない!!)
(そこに現れる、桐生)