表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
141/1667

虚勢、乙。

 〜渋谷〜


星街?「や」


花譜「は?」


 瞬間、花譜の脳内に溢れ出す、


 三、四年くらいの青い春。


花譜「君は、誰だっ」


星街?「嫌だなあ、親友を忘れるなんて。私だよ私、星街だよ」


花譜「私の聴覚はその歌声を星街だって言ってる……。でも、私の魂が、それを否定してるんだよっ」


星街?「きっしょ。なんで理解わかるんだよ」


 瞬間、


 剥がれ落ちたメイク、すっぴんのアニマル。


 一度、噛みついたら離さないに"ゃ"あ"。


花譜「角巻わためっ」


角巻「気づいたようだね」


 どきゅどきゅどきゅどきゅどきゅ。(獄門疆が閉門する音)


角巻「君さあ、強すぎるんだよ。だから、わための計画に邪魔なの」


 ぎりっ。(花譜が歯を喰い縛る音)


角巻「おやすみ、花譜」


花譜「私はな。でも、君はそろそろ起きろよ、星街」


角巻「すてらー、すてらー……。はっ!?」


(無自覚のうちに、すてらーすてらーを口ずさむ角巻)


角巻「すごいな……。こんなのは初めてだよ」


花譜「おーい、封印するならさっさとしてくれ。旦那のいる女だけで宜しくやってるとか、華やかなうえ、眺めもいい」


角巻「おけ」


(花譜、封印!!)


(中略)


月ノ美兎「よく知らないけど、【壱百満天原サロメ】とかいう新人がいただろう!!未婚の特級っ」


しぐれうい「それなら、既にわためえが取り込んだけど?」


月ノ美兎「まじんが〜!?」


角巻「始まるよ、桐生……。眼に映るクリエイターが全員、嫁と、嫁の友達と、嫁の友達の旦那で構成された、Vtuber全盛、平安の世が!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ