【末っ子的生き方指南】【霹靂一閃】【一人の娘と極め抜け(意味深)】伊之助はタチ【十連は流石に死んでしまいます】【#葛葉、後輩をびびらせるな】
【サーニャ】と【恥河】は、次期主将候補を争う為、【にょーり君】を想定した戦闘訓練を行なっていた。
「きたわね、【恥河】」
「そうね【サーニャ】。今年もきたわね……。この季節が」
「全国の男子高校生たちが、玉と棒を必死こいて振り乱す季節が」
「お婆ちゃんが言っていた。若人から青春を取り上げるなんて、何人たりとも許されていないんだなも」
「雑魚女どもから解放された私たちの余裕、魅せてやるわよ」
「やるわよ」
「いっちょやるわよ」
「やるわよ」
次号ッ!!
【アーニャ、百合に目覚める】。
【順平、死す】。
【ドラケンはタチ】。
の、三本です。
来週も、また観てくださいねえ〜!!
じゃんけん……。
「なお、当連載になにしらの不備が生じた場合、えにからとヒナプロの代表者が謝罪会見を開催する手筈になっています」
「予め、ごしょうりょう……。ごりょ、ごりゅうしょう……」
「え?まさか【サーニャ】、ご了承って言えないの?」
「舐めないでよ。いくわよ……。ごりょ、ごりゅりょ」
「あはっ!言えてないじゃん、うける〜」
「五月蝿え口だな……」
その日、人類は思い出した。
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!?」
「んっ」
「んんっ……」
この世にいる誰も、二人から。