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【】こ め だ わ ら さ い ず【】

「俺氏とベアルクティの距離感について(雑感)」


「遊戯王作品の世界観においてはデッキ=人権なので(?)、やはり俺氏を決闘者たらしめてくれた海晶乙女には特別な思い入れがある。最低でも一つは(ランクマで戦える強度の)デッキを持っておく、というのはデュエルを楽しむ上で必要な準備だ。では、二番手以降のデッキはどうするか?」


「環境シーンに興味のないカジュアル勢にとって、好きなテーマ(カード)を使い倒したい、というのは重要な要素だ。その上で……。俺氏にとってのベアルクティは二番手以降の女でしかない。記念日が重なれば海晶乙女を優先するだろう。都合の良い関係……。でも、それを承知の上で俺氏のデッキになったんじゃないのか?」


「私を握っている間は、私のことだけを考えてよッ!!」


「強烈な一撃だった……。顎が外れるんじゃないかと思った。兄河も、今回のイベントはベアルクティで走るんだろ?という顔をしていた。件のイベントで俺氏がベアルクティに惚れ込んでしまったのは事実。だが……。側室に割く愛情のリソースが正室へのそれを上回ってはいけない、というのが大前提。正室は好みで選んでもいいが、側室以降はリスクヘッジ」


???「皇子を産めーッ!!」


「という幻聴が聞こえてきそうな殺伐とした話だが、俺氏レベルの色男となれば避けては通れぬ修羅の道……。勝手にデッキの方から寄ってきてしまう。そして、情に流されて少しでも優しくしようものなら」


「一緒に駆け落ちしてくれるって言ったのに……」


「と、存在しない記憶が捏造されてしまう。どうしたものか。俺氏の脳味噌は一つしかない。昼は海晶乙女、夜はベアルクティの相手をしていたらぶっ壊れてしまう」


???「朝と夕方も使えば2倍のデッキを回せますよね?」


「という声がコスパ重視の人から聞こえてきた。た、確かに……?人生は楽しんだモン勝ちだという説もある。いっそのこと、気になるテーマは全部ぶん回すくらいの気楽さでいいのかも知れない。なにせこれは遊戯だ。四の五の言ってたって始まらないZE☆」


「幸い、KONAMIはアホみたいなペースで新規テーマを量産する。流石は日本有数のエンタメ企業……。侮っていてはこちらが喰われる。止まらない軍拡……。オーバーパワーだと自覚した頃には既に環境は焼け野原。全員が納得するルール(レギュレーション)を制定することの難しさ。世の中には二種類の人間が存在する……。クシャトリラで嫌な思いをしている人間と、クシャトリラで旨い思いをしている人間だ」


「カードゲームの最高峰、遊戯王には世界情勢の縮図がある。人類の歴史(繰り返されるタイプ)と言い換えてもいい。そこには、我々が激動の時代を生き抜く為のヒントが隠されているのかも知れません」


「クローズアップ現代遊戯王+。また次回、お会いしましょう」


「」

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