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詩集

冬への備え

作者: コグマ

今日も僕たちは、巣を堀り、餌を運んでいる。


数匹の若いアリが、集まって言う。


同じ事を繰り返しても、意味が無いと。


老人アリが言う。


出来る事を、一生懸命にするべきだと。


老人アリを突き飛ばし、若いアリは言う。


俺は、お前達とは違うんだと。


若いアリ達は、去って行った。


冬になり、アリ達は巣に篭った。


ある日、若いアリ達がやって来て言った。


俺達は、仲間だろう。食料を貰う権利があると。


老人アリは言った。


仲間は、傷つけない。権利とは何だと。


若いアリ達は、何も言わない。


誰か扉を開けるのだろうか?

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