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歌と学園と9年間  作者: 桜 百花
12歳 冬
2/27

発声練習

発声練習が始まった。

皆私の事を嫌な目で見てる気がした。

コソコソ「とんとん」

「ぼーっ」

「ちょっヤバイって!!(とんとん」

「チッ(舌打ち」

「マスクはいつ外すの?」

「本番の時に外します。」

「うーん?なんかあった?」

「北川先生!!桜子ちゃんに、「マスクはいつ外すの?」と聞いただけです。」

「本番は外すけど、まだ外さなくていいよ。だって風邪引いたりするのはしょうがないじゃない。人間だもの。」

「ザッ(桜子の方を見る)」

こういう風に嫌な目で見られたくないんだよ。

やってもたーーーーーーーー。

クラス委員長。しかも美優紀先輩と、咲先輩に、舌打ち。多分他の所にも聞こえてたよな

もう私は、12歳にして、退学するしかないのか?



30分後


「はい。では発声練習を終わります。次は移動です。第三校舎の、大会議室です。」



もうそろそろマスク取ろう。

マスク、どこにしまおう?

「あっ!あの!!」

「え先輩? どうかしましたか?」

「制服にポケットありませんでしたか?」

「ん?スカートのポケットですか?」

「スカートじゃなくて、上の服」

「うむ? ないみたいです。でも、教えてくださり、ありがとうございました。」

お?いいところ見つけた。お腹とスカートで挟めばいい!!

っていうか、なんで、枝川先輩は、敬語で話してくるんだ?先輩の方が年上だよね。

正谷先輩もそうだ。なんで先輩の方が年上なのに、敬語なんだあぁーーーーーーーー。

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