55話
今日からチームトーナメントが行われる
チームトーナメントはどちらかが全滅かリタイアするまで続く
ジャッポネ代表は俺ら「何でも屋」、小波先輩や松崎先輩の「美少女と○○○」…○○○ってなんだ?…、創路先輩率いる「チーム風紀委員」、米光先輩率いる「ジャッポネ生徒会」の4チーム
俺ら以外は全部5人チーム…チームトーナメントは3人以上5人以下で1チーム。だいたいが5人…で、ほかの学園もチュネの1チーム以外は全部5人らしい
ありがたいことにそことは決勝まであたらない。
「勇人さん!頑張ってくださいね!」
「兄さんファイト」
楓と菫はチームトーナメント不参加だ。生徒会の2、3年で組んだらしい
「おう」
「勇人、呼ばれた」
「はい…んじゃいってくるわ」
「はい」
コクン
返事したのが楓で頷くだけなのが菫
まずは2回勝って決勝トーナメント出なきゃな
「とりあえず来年以降の宣伝の為にも頑張りますかね」
「あ、その事なんだけど理事長先生が気をきかして実況の説明の時に部活だってこといってもらえることになったそうよ」
「ほんとですか?それはありがたい…それなら勝って力を見せますかね」
コクン
「頑張りましょう」
『チームトーナメント第一回戦第三試合、ローシャ代表「カメリア」、ジャッポネ代表「何でも屋」です!』
行くか
『それでは…始め!』
あれ?
「チームの説明とかって…」
「どうしたんでしょうね?」
「…忘れられた?」
『忘れたわけではありませんよ。チームの説明は決勝トーナメント進出チームのみですよ』
実況の説明で会場に笑われる…
「なんか変な感じになりましたね」
「そうですね…さっさと終わりにしましょう」
こう話してるうちに相手が詠唱終えて魔法を放ってきた
「火、雷、光の中級ってとこですか」
「どうします?」
「私がやる…「闇壁」」
10メートル四方ほどの闇の壁が展開、相手の魔法を全て防ぐ
「相手は攻撃3人防御1人回復1人…理想的なチームですね」
闇の壁が消えた瞬間相手の1人が突っ込んできた。後ろからは援護の魔法…下級をたくさん、目眩ましにはもってこいだな…が飛んできていて、さらに後ろでは1人が詠唱中…あれは上級か
突っ込んできた奴は雷を纏って速さをあげているが美羽先輩に及ぶわけなく一瞬で弾かれた
「アイ、「アイスナイフ」…100ってとこか」
俺の放った氷のナイフで相手の火の玉…ピンポン玉サイズ…を全て撃ち落とし残りが相手に襲いかかる
「後は任せても?」
コクン
「じゃあ弥生ちゃんお願いね」
氷のナイフを防ぎきり、相手の上級魔法の詠唱が終わったようだが
「ホーリーライト!!!」
「…「地獄の吹雪」」
相手の魔法ごと相手を飲み込み凍てつかせていく弥生先輩の魔法
「さすがですね」
「お疲れ様弥生ちゃん」
『決着です!圧倒的な強さを見せての何でも屋の勝利です!!!』
全てがこの程度なら楽なんだがな…まぁ今日はもうこの程度か
…
……
………
「3人ともおめでとう」
あの後俺達はもう一戦勝って決勝トーナメント進出を決めた
「大したことない」
「そうですね…まぁ問題は決勝だけだからな」
「兄さん…勝ってね?」
「まぁ負けっぱなしってのは癪にさわるしな」
「あれ?勇ちゃんサラ・ハルストロームに負けてたっけ?まず戦った?」
「俺じゃなくてこっちの2人ですよ」
「なるほどね…」
「それより俺らの他はどうだったんですか?」
「全滅ね…正直勇ちゃん達の所は勇ちゃん達、他のところも1つずつくらい各校の学校推薦枠みたいなところがいてそこが勝ち上がったわ。珍しく各国1チームずつよ」
なるほどねぇ…
「なら決勝トーナメントは容易くないと」
「そうよ…気を引き締めて」
「あいよ」
まぁ相手が誰であれあと3つ勝てば問題ない
…
……
………
『では、チームトーナメント、決勝トーナメント第一回戦、第二試合…ジャッポネ代表「何でも屋」!!!』
「勇人君、いきますよ?」
「はい」
『彼ら何でも屋は、ジャッポネの学園で部活動として活動中の三人組。活動内容は依頼の受注!実践経験なら頭1つ抜き出てる!実力は自分の目で確かめな!』
「…あれ誰が考えたんですか?」
「多分理事長先生だと思う」
「まぁそんなもんか…嘘は言ってないし問題ないか」
『その相手は!クリフトン代表「トゥルーフレンズ」!』
…男3女2の5人組か
『彼らは幼き頃からの幼馴染み5人組!一人一人の能力は番号持ちには少し劣るが連携させたら右に出るものなし!魅了の演舞をご覧あれ!』
…観客が沸いてるってことは予選で相応の物を見せたということか
『何でも屋VSトゥルーフレンズ…始め!』
「アイ」「準備完了です」
「ネネ、用意して」「はい」
「…「暗黒武装」」
「はぁぁぁぁぁ!!!エレキブースト!」
「…来たれ、コルブランド」
「彼の者達に加護を…「プロビデンス」」
「おいで、ミイナ」
「招霊、水の精霊」
俺と美羽先輩、そして相手の回復係とおぼしき女は精霊の準備、弥生先輩は闇を纏い、相手の男の1人が雷を纏って、もう1人の男がコルブランド…カリバーンの別名だったか?…を造りだし、最後の男が狼の使い魔を呼び、もう1人の女が相手全員に加護を掛ける
相手のバランスはいいが
「連携はさせなければ意味がないしね…アイ、「分断する氷壁」!!!」
20メートル級の氷の壁でフィールドを二つに分断する
片方に弥生先輩と相手の雷の男と加護の女、もう片方に残り
「弥生先輩!そっちは任せました」
「了解」
「なっ!!?無詠唱でなんてデカさ!!?」
「いちいち驚かない!加護はまだ働いてる!私がなんとか援護するからまず目の前の相手を倒す!」
「お、おう!」
…あの女は回復特化だろうから援護は苦手…使い魔を使役してる奴はびびりで仲間が減ったり予想外の相手のレベルですぐ動揺、大したことない
「ネネ、「雷電」…勇人君、援護任せていい?」
まだ俺が出る必要もないな
「了解しました…アイ、「氷槍」!」
不意をついて美羽先輩に襲いかかる聖剣使いに氷の槍を投げつける
ガッ
氷の槍をはらってできた本の少しの間…
「貰った!」
それを逃す美羽先輩じゃなく、美羽先輩の拳が男の鳩尾に叩き込まれる
「ガハッ!!?」
「な!!?ミイナ!go!」
あの狼なんかより美羽先輩の方が速い…それに戦いで最も厄介なのは回復役
だけど今回は相性が良かった
「ヒールウォーター」
美羽先輩に殴られた男を治癒の水が覆う
「凍てつけ」
治癒の水を氷らせ男を氷づけにする
「えっ!!?あっ、「ウォータープリズン」」
水が相手2人を守るように囲う
守るために男と自分を水で覆ったんだろうがさっきのを見てこれは悪手だろう
「極寒地獄」
水牢ごと氷らせ中を極寒地獄にする
美羽先輩は…ちょうど使役者が無力化されたか
こっちは終わりだな
「弥生せんぱーい!」
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side 弥生
…勇人の氷壁で分けられた
「弥生先輩、そっちは任せました!」
「了解」
まったく…見た限りこの相手は雷の男と聖剣の男の二枚前衛、遊撃の召喚師、補助の加護女に回復の水女…コンビネーションなら二枚前衛と加護女、とくに二枚前衛が見ものだったろうに。しっかり無力化出来るように分けてる
「ちぃ!さっさとこいつを倒して向こうと合流するぞ!」
「分かった!…!!?「イージス」!!!」
む、完璧に不意をついたと思った闇の針を防がれた
「隙あり!」
雷の男が突っ込んでくるけど…遅い
男の攻撃をかわしてカウンターで顎をうちぬく
「ガッ!!?」
「え!!?ちょ、ちょっと!」
「無駄…かなり強く顎をうった。当分意識は戻らない」
「なっ、いつの間に!!?」
「あなたも終わり」
そういい鳩尾に拳をいれて意識を刈り取る
「カハッ」
終わった…あっけない
「弥生せんぱーい!」
向こうも終わったみたいだ。氷の壁が消えていく
「こっちも今終わったとこ」
「ちょうど良かった…お疲れ様です」
「ん…ふたりも」
とりあえずまず一勝
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