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最凶男の自由な余生  作者: 小淵執悲
1章 学園前編
4/148

3話

2016/1/10 修正

会場に向かいながらもう少しこの世界について考えを巡らせる



この世界には大陸が8つあり、それぞれの大陸に1つの国がある。それぞれ、ジャッポネ、ロンダン、ローシャ、クリフトン、カエイラ、オーリア、チュネ、カフタスという。今俺がいるのはジャッポネだ。各国に代表の学校が1つずつあり、ここもジャッポネの代表校だったな。金はかなりかけられているから設備のレベルは国随一か


10代が一番魔法能力が伸びると言われているため、15~18才までの3年間は学校に通うことが国の法で義務だったな


次いで、この世界の人間はヒト族、獣人族、魔族、新族と呼ばれる者達に分けられる。学校に通うことが義務なのは皆同じ、ただ容姿が異なるだけで人間だ。今現在、差別というものはない……あくまでも表向きは、だが


「ここが会場か、なかなか広いな」


会場とおぼしき場所はドームのようなところで、ステージを中心に扇状、階段状に席が広がっている


早い時間なだけあってほとんど人がいない。俺は一番後ろの端っこの席に座って入学式の開始を待った





……





「これより、入学式を開式いたします」


なんの変哲もない、どこにでもあるような入学式が普通に進む。理事長に言質を取られてなかったら抜け出してサボってるな


「新入生代表挨拶、新入生代表、闇条菫やみじょうすみれ


……!?闇条、闇条だと?


闇条家、ジャッポネの誇る十和家が1家。俺の人生を変えたあの闇条か……!?


いや、十和家がこの学園に通うのは当たり前じゃないか、何を今更焦ってんだ俺は


それよりも代表だ、菫と言ったのか?じゃぁ、あれが…


いや、考えるのは止めた。今の(・・)俺は六郎坂勇人、それで良い、あの家とはなんも関係無い




……





「これで入学式を閉式いたします。新入生の皆さんは、昇降口に張ってあるクラスを確認して、教室へ移動してください。在校生、保護者の皆様は、もうしばらくお待ちください」


終わったか…さっさと教室に行こう





……





クラスは……1組か、教室はここだな


席は……特に決まって無いようだな…やっぱり窓際最後列だろ、他のやつが来る前に確保だな


先公が来るまで寝てるか





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



side???




はぁ、十和家ってだけで周りが勝手にへりくだる。学園に入れば少しは変われると思ったのに、このままじゃずっと変わらないなぁ


「郡山さん、お先に失礼します」


はぁ、また…


「はい」


やっと解放された。作り笑い浮かべるのも大変です



クラスは…1組ですか


ガヤガヤ


遅くなってしまいましたね。ほとんどの方が席についてます。空いてる席は……あぁ、あそこが空いてますね


……?


窓際最後列で寝ている男子、空いてるのはその前と隣のみ。でもその男子からは近づくなというオーラが…本当に寝てるのでしょうか


でもまあ、前の席に座れば私が後ろを向かない限り大丈夫ですね


「おい、席につけぇー」


! 先生が来ましたか。早く席に…


「うわぁっと、間に合ったぁぁぁ!!!」


っ!? いったい何事ですか!!?


「先生!間に合ってますよね!?セーフっすよね!!?」


「分かったから、早く席につけ」


いきなり飛び込んできたのは赤髪の男の子、彼もこのクラスなんですね。先生が鬱陶しそうに相手をしてますね


「よっしゃ!わっかりました。席は………ここが空いてんな」


えっ!?ちょっと、そこ私が座ろうと……


「おーい、そこに突っ立ってるの、早く席につけ~」


え、えぇぇぇ??


「は、はいっ」


うぅ、どうしてこうなるんですか……


「さてと、全員席に着いたなぁ?それじゃぁホームルームを始めるぞー……おい、そこの寝てるやつ、周りの起こしてくれ」


ええっ、わ、わた私!?明らかに触れるな危険なんですが……


「はっ、はいぃ」


うぅ~厄日だなぁ……


「あの~すいませーん、起きてくださーい。ホームルーム始まりますよ~?」


「ん?すまん」


あれ?寝てたっていうより、伏せてただけ?寝てたにしては反応が早くはっきりしすぎじゃ……


「始まってたか、悪い…えーと」


…あぁ、私の名前がわかんないのか。言いたくないなぁ。嘘いっちゃうかな…それはダメだよね、やっぱり…


「あ、はい、郡山です」


はぁ、これでまた始まるのね




side out


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