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最凶男の自由な余生  作者: 小淵執悲
1章 学園前編
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1話

基本主人公視点、他の視点の時はside…をつけます


2016/1/10 修正

朝日がカーテンの隙間から差し込んでいる…


「今日も眠れなかったか…」


体を起こし、カーテンを開ける。


薄暗かった寮の部屋に光が取り込まれる


「はぁ……まぁいい、それよりもこれからのことか。一体どんな生活になるのやら」


過去を無かったことには出来ない。いや、無かった事になどするつもりはないが…


窓の外、これから通うことになる学校の校舎をみる


「これから始まるのはなんなんだろうな?ラブコメか、シリアスか、それとも学園ファンタジーか。まぁ、そんなものは考えてもしょうがないか。ひとまずは朝飯にするかな」


自重気味にぼやきながら冷蔵庫の中身を確認し、朝食の準備に取りかかる


瞬間、ドンドンと戸が叩かれる


「勇人君起きてる~?」


……誰だ?


あぁ、理事長か。こんな朝っぱらから何のようだ?


「はい、起きてますよ」


そう言いつつドアを開ける。


「あっ勇人君、こんな朝早くからで悪いんだけどこれからグラウンドに来てくれる?一応大丈夫だと思うけど入学テストみたいな事をやらなきゃいけなくて……用事あった?」


用事…日課のトレーニングくらいだし大丈夫か


「大丈夫ですけどどうして今更、今日入学式ですよね?」


そう言うとバツが悪そうにしつつ答えてくれる


「それなんだけど……まあ簡単に言えば私の一存で勝手に入学許可出したのよ。そしたら他の先生達が黙ってなくて…」


……まあ当たり前のことだろ


「つまり、他の先生を納得させるだけの結果かそれに変わるだけのものを示さなきゃいけないの!ということでグラウンドで一発ドでかい魔法ぶっぱなしてくれれば良いからお願い!」


「まぁ、そうゆうことなら別にいいんですが、朝食まだなのでその後でいいですか?」


どうでもいいが今5時半だぞ?他の先生いるのかよ…


「あっ、もちろん大丈夫だよ?他の先生もこれから集める予定だし…6時半頃にグラウンドに来てくれる?」


じゃあなんでこんな早くに来たんだよこの人…


「分かりました、ではまた後程」


「うんっ、よろしくね~」


…朝飯食うか


今さらな気もするが、俺の名は六郎坂勇人ろくろうざかゆうとという。身長は170㎝、体重は60㎏だ。


さっききた理事長は本庄舞ほんじょうまい、身長が140㎝位しかない天真爛漫という言葉が似合う感じの女性だ。


彼女とは昔仕事で会ったがその頃から全く変わってない。いったい何歳なんだろうな


…考えてるまにもう6時過ぎてる、飯作るのに時間食い過ぎたな



そろそろ行くか







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