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徒然超短編集

確定申告がゆく3(二百文字小説)

作者: 神村 律子

 律子はスチャラカなOLである。


 昨年、歯医者と病院に通い詰め、いつもよりお金がかかった律子。


 経理課の同期に、医療費控除を受ければ税金が戻ってくる事を聞いた。


 必死に領収書を集めたが最低額の十万円に届かなかった。


 恋人の藤崎のアドバイスで、バス代も含められる事を知った律子はもう一度還付申告に挑んだ。


「げ」


 そしてある事に気づいてしまった。


「私の通院したところ、アパートから徒歩五分だった」


 項垂れる律子である。

そんな人生の律子です。


お心当たりの方は、国税庁のホームページでよくお調べくださいね。

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