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テーマ詩集:レストラン

ねぎま

作者: 歌川 詩季

 ハツが好き。

 64マスを埋めながら

 表へ 裏へと ひっくりかえされる白か黒かのように

 はさみこんだもの勝ちの世界


 さきっぽと ねもとの りょうほうとはいわないまでも

 せめて かたほうだけでもとれてたら

 こんなふうには呼ばれなかっただろうに



 でもかりに ぼくらがぬけたって

 あいつらは まぬけ呼ばわりされることもなく

 ぼくらなしで やってける


 ぼくらがいたほうがいいひと

 ぼくらがいないほうがいいひと

 ぼくらがいてもいなくてもどっちでもいいひと

 それぞれだろうけど


 ぼくらだけいればいいひと なんて

 あいつらはいなくてもいいひと なんて

 めったにいないよね はたして いるのかな?



 それでも たまに 思い(えが)かずにはいられない

 もしも ぼくらが

 さきっぽと ねもとの りょうほうをとって

 あいつらをはさみこむことができたら


 みんなは いまとちがう呼びかたで

 ひょっとしたら こんなふうに呼んでくれるかな?


 あえて ぼくらの名前を伏せることで

 はさみこまれてるのがあいつらのほうだって

 わかるように こう呼んでくれるのかな?



 とりま

 つくねもいいな。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 美味しそうな詩ですね(笑) ねぎま美味しいですよね~(^^) なんか、ねぎま食べたくなりましたわ~。 面白い詩をありがとうございました!
[一言] 私はネギは必須ですね。 つくねも好きですよ。
[一言] まぐろだったらどうしよう…
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