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七つのユグドラシル攻略〜〜甘党な少年は、妖刀と影と美少女達との鬼退治物語  作者: ちゃんユウ
〜〜体育祭と月明かりの夜ジャックザリッパー〜〜
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第十五話 Cブロック対Dブロック

『それでは、始まりました!一年の中で一位のチームを圧倒させた神楽沙零夜が率いるチーム対去年のガチバトルで優勝をした仙道虎狛が率いるチームこ対決です!』


零夜達は城の中に待機していた。

 最後に試合が始まる前まで作戦会議をする。

勝は去年見た琥珀の事を詳しく話すのであった。


「要注意するべきなのは、砂の王です。昨年、彼1人で準優勝チームを一掃しましたからね。何より1番の厄介は肉体そのものを砂に変質させて、物理的な攻撃に対しては無敵なんです」


「肉体を砂に変える変質...高校生レベルなのに、もうその領域に達しているんだ...あれは天才?」


 能力者の身体を自然現象の能力を変質させる技術は、上位魔術師にとっても困難な技。まだプロでもなく高校生の人間がその領域まで達している事に純粋に驚く黒恵だった。


「まぁ、物理的に倒せないなら。俺らがいるからな」


 戦士タイプでもあるが、五大元素を操れる4人なら倒せると零夜は言う。五大元素とは、炎、水、土、風、特の五つ元素をオーラの性質や形状を変化させ、自然現象そのものを操る能力。五大元素を操る技術は相当難しく、魔滅師は3割程度しか操れる者はいない。

 凛ならば炎の性質、風華ならば風の性質、黒恵ならば水の性質と分けられている。そして琥珀の砂は土の性質の派生となっており、零夜は最も数が少ないと言われいてる特殊な性質雷を操るのであった。


『それでは、試合開始!!』


ブゥーーン!!


試合が開始した合図と共に零夜達は戦闘体制に入る。

 作戦通りに零夜、凛、勝の3人で相手の核を壊しに向かおうとした時、大きな地震の様な揺れが起きた。


「マジかよ...」


城の天井は破られ砂の竜巻が起きていた。

中心にはこちらを見下す琥珀が飛んでいた。


「さて、これをどうするかな?神星・砂爆天蓋しんせい・さばくてんがい


砂は零夜達の頭上の更に上に集まるのだった。

 みるみると砂の塊が大きくなり、まさにそれは隕石同然の様なものが出来上がる。隕石は零夜達の方へとゆっくりと落ちていくのだ。


「ヤベェ!鬼丸琉壱ノ番紅夜叉衣」


『なっ?!』


 司会者や観客者達は大きな隕石を生み出した事で声が出ない程驚いていたのに、それを真っ二つに両断した零夜の力量にも驚くのであった。


「なら、次はこっちの番かな?鳴神滅却(なるかみめっきゃく)


 零夜は琥珀に向けて手のひらを向けて腕を下ろすと同時に、強力な雷鳴が響くと同時に琥珀に落雷がおちる。直撃したかと思われたが、瞬時に頭上に砂の壁を作って防いだのだ。


「この威力...お前戦士タイプじゃねぇのか?」


「一応戦士。単なるガキの頃魔術師として育てられてるだけだからな、元素の扱いは得意だ」


そして零夜は宙に飛んでいる琥珀に飛び木刀で攻撃をするが、切り付けた所が砂に変化して攻撃がすり抜けた。


「やっぱり効かねぇか...雷切!!」


零夜は左腕に瞬時に雷を纏わせて、超スピードで接近して打撃を放つが当たる前に身体に大きな穴を開けて避けるのだ。


「てめぇ、手加減してるな?」


 零夜が攻撃を少し加減してる事に気づき、本気の戦いをしたいのに手加減されてる事にイラつき睨みつけるのだった。


「本来はこの技は相手を貫いて切るって技だけど、流石に本当に死んだら困るからね」


「ふざけるな、俺にそんな心配は無用だ。殺す気で来い」


「いいぜ...って言いたいところだが、あいにく先客がいてな。悪いがここからはバトンタッチだ。頼むぜ、凛」


「アイアイサー!!」


凛が接近してる事に気づき、約束を思い出して入れ替わるのだった。

 凛は炎を纏った木剣で攻撃をする。

琥珀は砂の大きな腕を作り防ぐのであった。


「失せろ」


自分の左腕に砂を集めさせて、大きな腕を作る。

その腕で凛に目掛けてパンチを飛ばす。


「鬼丸琉壱ノ番紅夜叉衣!」


凛は飛んでくる腕を両断しながら、琥珀の間合いに詰める。


「おっと!ごめんねレディちゃん、先輩は君よりあの男とやりたがってるんだ、邪魔はしないでくれよ?その代わり僕様が相手してあげる」


凛の視界には琥珀が映っていたはずだが、視界がぼやけて虎狛の姿が消えて空だけになっていた。そして背後から男の声が聞こえるのだ。

 自分が気づかずに接近してきた事に、瞬時に反応して木剣を後ろに薙ぎ払うが、その男は避けるのであった。


「あいつ、いつの間に...」


「この距離でもうここまで辿り着いたのか...あの一年坊、なかやかやりおるな」


 零夜と琥珀にも気付かれずに凛の場所を移動して、その男が凛の背後に立っていた事に3人は驚いていた。その男は安達君麿、どことなく不気味さを感じるのであった。


「可愛いレディちゃんよ、この僕様と一曲踊ってくれませんか?」

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