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とある少女と少年の異世界物語  作者: 俺様参上!
第2章 エリトリア編
22/32

episode21・・・決着、その後。

今回、遅くなった割にめちゃめちゃ少ないです。……話が浮かばなくなって書けませんでした。すみません。

〔Rifor side〕

「はっ!」


「ぐあっ!」


あれだけいた兵士たちも、あと少しで全滅か……。予想より早く終わりそうだな。


「きゃぁぁぁぁ!!」


叫び声がした方向を見ると、アリシアが一人の兵士に殺されそうになっていた。


くっ、この距離じゃ間に合わない……!


「ワン!」


「うわっ! 何すんだこの犬!」


アリシアを殺そうとした兵士にヴィルトが飛びかかった。兵士はヴィルトを殺そうとするが、


『輝きに燃える紅き炎よ! 我が手中に集まり、弓となれ! フレア・アロー!』


アリシアに魔法を討たれ、息絶える。


「ありがとう、ヴィルト。おかげで助かったわ」


「ワンワン!」


…………あっちは大丈夫そうか。それならこっちは早く全滅させるか。


『大地に秘められし破壊の力よ、その身を贄とし敵を砕かん…グランバニッシュ!』


呪文を唱えると、大理石で出来た床が割れ、その隙間から紅い光が漏れてくる。次の瞬間、轟音とともに大理石で出来た床は爆発し、兵士たちを巻き込んだ。


「…………ふぅ」


これで終わり……か。久しぶりに魔法を使うと疲れるな……。


「リフォルさん! 凄いですね! あんな魔法、私だって使えませんよ!」


「…………興奮するのはいいが、時と場所をわきまえろ」


「あ、すみません……」


「……すまん、きつい言い方しか出来なくてな」


「いえ、私も悪いですから。それより、守さん達は……」


「だあぁぁぁぁぁっ!!!!」


「があぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」


唐突に叫び声が聞こえたので振り向くと、守がアスナールを縦一文字に斬り裂いていた。しかし、致命傷にはならなかったのか、生きている気配がする。


「これで終わりなんて思わないことね。『氷結は終焉、せめて刹那にて砕けよ。インブレイスエンド』」


そして、アヤナの今までに聞いたことのない冷徹な声とともにアスナールは氷に包まれ、そして砕け散った。気配は……全くしない。……これで……全部終わったのか……?


「終わったわ。外に出ましょう」


まだ終わったという感じが全くしない俺にアヤナはそう言って外に向かっていった。




〔Ayana side〕

外に出ると、たくさんの人たちに囲まれた。みんな私たちに感謝の言葉を言いまくっている。気持ちは分かるけど……歩けない……。


「……どうしよっか?」


街の人には聞こえないように守に聞いてみる。


「う~ん、綾奈の魔法で脱出は?」


「無理。さっきのでかなり使ったから疲れちゃった」


魔法を使ってると魔力の消費だけじゃなくて疲れも溜る。そして今はめちゃくちゃ眠い。


「んじゃあ直接言えば?」


「……じゃんけん」


「……しょうがないな」


実は守は私に一回もじゃんけんで勝ったことが無い。この勝負、貰った!


「せ~の、「じゃんけんぽん!!」」


守 パー 綾奈 グー


なっ、負けた!?


「よし、綾奈頑張れ」


「くっ、仕方ないわね……」


まさか守にじゃんけんで負けるなんて……私、相当疲れてるのね。


「すいません、私たち、少し休みたいので宿に連れて行ってもらっていいですか?」


「あっ、気がつかなくてすみません! すぐにご案内します!」


おおっ! 言ってみるものだなぁ。


「救世主様たちはお疲れだ! 道を開けろ!」


きゅ、救世主って……痛い称号がついたわね……。


「なぁなぁ! 俺たちのこと救世主だって! 凄くねぇか!?」


隣のバカはめっちゃ喜んでるし…………もういいや、今はとにかく眠いし。今後のことは明日考えよっと。


というわけで恒例のあとがきっぽいものです!


守「テンション高いなー……」


あれ? 綾奈は?


守「疲れて眠っちゃってるよ」


そっかー、さすがに疲れちゃったか。……んで、お前は大丈夫なの?


守「うん、全然余裕」


あっそ……ってか書くこともないしこのあたりで次回予告!


守「宿について、眠った綾奈。このとき彼女に何かが……?次回、イベント発生?お楽しみに!」


※この予告は95%嘘です。

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