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とある少女と少年の異世界物語  作者: 俺様参上!
第2章 エリトリア編
11/32

episode10・・・エリトリア到着

更新遅れてすいませんでしたぁぁぁぁ!

冬休みの宿題に追われて中々更新が出来なかったんです……。

でもこれで俺を縛るものはなにもない!これで心おきなく遊べる!

……え?追加課題?ウソだろぉぉぉぉぉぉ!!

あの後、ウンディーネが森の出口まで案内をしてくれ、なんとか脱出できた。けどわざわざ魔物がたくさんいるところを通らされ、かなり大変だった。ドSの精霊ってどうよ?


「ねぇ、今向かってるエリトリアってどんなとこなの?」


と、アリシアに聞いてみた。ちなみにアリシアの首輪は、今は犬の首輪ではなく普通の金属製の首輪になっている。さすがにかわいそうだったから守と私も一緒に頼んであげた。すると結構簡単に変えてくれた。なんか嫌な笑顔で変えてたけど、気にしないことにした。


「はい、エリトリアは商業都市と呼ばれており、その規模は世界最大と言われています。世界中から色んな物がエリトリアに集まってくるそうです」


「それって、情報も?」


「でしょうね」


「なるほど。ありがと」


「いえ」


世界中から情報が集まってくるなら私たちをこの世界に呼んだ人の情報とかも入ってくるかもしれない。情報集めにはもっとも最適な場所ね。


「ねぇねぇ、エリトリアには色んな食べ物とかある?」


いままで黙っていた守が話に参加してきた。しかもまったく関係ない話で。


「ええ、ありますよ?」


「よし!早く行こう!」


き、急に元気になったなー。


「あ!見えました!エリトリアです!」


「お!マジ!?」


「はしゃがないで」


「綾奈冷てぇ……」






「…………ここ、ホントにエリトリア?」


「……そのはずなんですけど……」


ホントにここ街?ってくらい寂れてる。なんかあったのかなぁ?


「まぁいいや。とにかく辺りを見て回ろうよ」


「そうですね。何か分かるかもしれませんし」


しばらく歩いても、どこもかしこも人がいない。引きこもってるのか、それともいないのかなぁ……。


「ここ、ホントにエリトリアだよね?」


「はい、場所的にそのはずなんですが……」


「あ~あ、なんか腹減ったなぁ……」


「そうね……宿でも見つけましょうか」






またしばらく歩くと、どこからか罵声のようなものが聞こえてきた。


「ねぇ、声がしない?」


「そうですね……罵声のような……」


「やっぱり?守、あんた首突っ込んじゃダメよ?」


と、守のほうを向くと、誰もいなかった。


「守さんならもう行きましたよ」


「はぁ……」


やっぱりこうなるのね……。







「おいお前ら!やめろ!」


「なんだぁ小僧?お前も殴られたいのか?」


「その人たちが何をしたって言うんだ!」


「何したって?こいつらは税を納めてねぇんだよ!当然の仕打ちだろ?」


あ~あ、案の定首突っ込んじゃってるし……。しかもなんか相手やばそうだな。限度を知らないゴロツキっぽいのが6人か……。


「そんなことでこんなにひどいことをしたのか!」


「うるせぇんだよ糞ガキ!」


ゴロツキの一人が守に殴りかかろうとして、


「せいっ!」


守に投げ飛ばされた。


「なっ!?」


あ~あ、こりゃもう駄目かぁ……。しょうがない。


「アリシア、あいつらに見つからないように隠れてて。街の中じゃあんまり魔法は使えないだろうしさ」


「分かりました」


と返事をして路地裏に隠れた。最近素直でかわいいなぁ。


「さて、やりますか」







「くっ……」


「小僧……覚悟しろよ?」


ありま。守やばいじゃん。あいつ一人でも勝てると思ったのに。二人位はのびてるけど。でもあいつに夢中でこっちには気付いてないみたいだし、奇襲でも……


「綾奈!助けに来てくれたのか!」


かけられませんでした。あいつ、このままほっとこうかなぁ。


「なんだお前?あいつの仲間か?」


「いいえ、違います」


「綾奈!それは酷すぎるぞー!」


ちっ!うるさいやつ。


「お前の仲間はああ言ってるが?」


「……まったく、なんでこういう奴らはこういう下卑た笑い方しかできないのかしら?」


「んだと!?」


「あ、声に出てました?すいません、わざとなんです」


「こいつ……ぶっ殺す!」


「やってみなさいよ」


とりあえず、喧嘩売ってみました(笑)だってこういう奴ら嫌いだしね。


「うらぁ!」


ゴロツキの一人が殴りかかってきた。とりあえず、横に避け……っと!


「ちっ」


うわーお、避けたところにもう一人が殴りかかってくるとか。なんというコンビネーションプレイ。

こりゃ守が苦戦するわけだね。……しょうがない、本気でやるか。


と、三人目が殴りかかってきたので、それを上に飛んで避ける。そこから、


「鷹爪襲撃!」


思いっきりかかと落としをゴロツキの一人に喰らわせる。おお、いいとこいっちゃったかな?


「て、てめぇ!」


「私、てめぇ何て名前じゃないわよ?」


と言いつつ、回し蹴りをもう一人のゴロツキの鳩尾に入れる。あと一人か。


「こ、このアマ……」


あ、相当怒ってんね。まぁこんな女の子にこんなことされたら普通怒るか。


「ぶっ殺す!」


ありま、ナイフなんて出したわ。武器はアリシアに預けちゃったし……ちょっとヤバい?


「がっ!」


「……え?」


ナイフを振りかぶったゴロツキがそのまま倒れた。


「女の子に刃物向けるなんてサイテーだよ」


ゴロツキが倒れた後ろには、知らない男の人がいた。


………………なんでだろう、助けてくれたのに、この人、なんか怖い。

綾「……守弱い」


守「ううう、なんであんな奴に……」


まぁあのゴロツキたちは結構強かったしな。パワータイプの守には相性が悪かったんだよ。


守「だからって……!」


はいはい、じゃあ次回予告でも。


綾「そんなもんあるわけないでしょ!後パクリだし!」


大丈夫!多分!次回!現れた謎の男は一体誰だ!?「あの男の名前はハンス」お楽しみに!


守「男の人の名前言っちゃってるし!」


注)ウソです♪

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