プロローグ
初めての小説投稿です。
拙い文章ですが読んでくれるとありがたいです。
ある会社の帰り道。
コンビニで夜ご飯を買って帰っている時、信号で止まっていると右から光がきた。
(なんだ?)
それはトラックでふらついていた。
居眠り運転だと気づいた時には既に遅かった。
そして眼前いっぱいに光が広がったと思ったら、いきなり真っ白い空間に飛ばされた。
(どこだここは。)
「あの、すみません。」
「誰だ!」
「そちらこそ誰でしょうか?」
そこには緑色の煌びやかな服を着てとても神々しい女性がいた。
「失礼、私の名前は山崎亮太と言います。失礼ですがあなた様の名前をお伺いしてもよろしいですか?」
「礼儀正しくありがどうございます。私の名はアプロディーテ植物を司る神でございます。」
右手を前に持ってきて手を肩に乗せて挨拶をしてきた女性は神と名乗った。
「か、神ですか。」
あれか、異世界転生的なやつなのか、こんな異次元みたいなところにいるからそうなのか。
「はい、神です。ところであなたは何故ここにいるのでしょうか?」
「すみません、私もよく分からないのです。」
ほんとなんでここにいるんだろう?
トラックが来たが轢かれた記憶もないし。
「そうですか、ここは私に全王神様がくださった神域なんですよ、そして異変があったからここに来たのですが、貴方がその異変ですか?」
「え、私、異変なんですか、特にその様なことはありませんが。」
というか異変って言うの失礼だよな。
「少し調べて見ますね。」
そうして神と名乗ったアプロディーテは目を閉じて俺の頭に手を乗せて何か言い出したら、手が光出して数秒後これで終わりです。と言った。
「何をしたのでしょうか?」
俺がそう聞くと。
「少し異変がないか調べていました。」
「何かあったのでしょうか。」
「いえ、特にこれといったことはありませんでしたよ。」
「そうですか。」
「ところで、私はこの神域というところから帰れるのでしょうか?」
早く家に帰りたいんだよな、ゲームでのログボや小説を読みたいし。
「おかしなことを言うんですね。貴方は魂なのに。」
「は?…」
どういうことだ!魂だけどいうのは、しかも帰れないだと。
「す、すみません、意味がわからないのですが。」
「だから、死んで魂になった貴方はこのまま輪迴の輪に戻るんですよ。」
「死んだ?俺は死んだのか?死んだ記憶は特にないのに何故だ。」
「え、死んだんじゃないのですか、だから魂だけでここにいるのではないのですか?」
ん?何かがおかしい。
「すみません魂だけというのはどういうことですか?」
「え、魂だけじゃないですか。」
そういうと、アプロディーテは高そうな鏡を出して、
見してきた。
「え!」
そこにはふわふわと浮いている人魂があった。
「こ、これが俺…」
どういうことだ、何故魂だけなのだ。分からない分からない分からない。そうだ!アプロディーテに聞けば何か分かるかも。
「すみません、何故私が魂だけなのでしょうか?」
「えっと、死んでしまったからではありませんか?」
死んだ記憶がないのだが?
「死んでしまった記憶がないのですが…」
「おかしいですね、死んでしまった時の記憶は残る筈なのですが。…」
アプロディーテと話ていたら落ち着いてきた。
そしたらいきなり空間が歪みだし、頭に天使の輪をつけた女性が現れた。
「すみません〜〜!」
と思ったらいきなり土下座を決めてきた。
「えっと、たしか転生神のところの天使ウリエルでしたっけ。」
「はい、アプロディーテ植物神様。ところで貴方さまは山崎亮太様であっているでしょうか?」
いきなり話かけてきたな。
「はい、私が山崎亮太ですが。どうかされたのでしょうか?」
「えっ〜と、とても言いにくいのですが、貴方様を間違って殺してしまうところだったのですけど、なんとか助け出そうとしたら、植物神様の神域に間違って魂だけ呼び出してしまいまして、何かというと…申し訳ございませんでした。」
目を泳がせながら言ったかと思えばまた土下座をしてきた。
「えっと、とりあえず頭を上げて下さい。」
そう言ったら顔を少しだけ上げてくれた。
「いちよう、聞くのですが元の世界に帰ることは出来るのでしょうか」
「申し訳ないのですが、できません。」
予想していたが、少し悲しいな。
「予想していましたから、そんな顔しないで下さい。帰れないとなると私はどうなるのでしょうか。」
そこが気になるんだよな、このまま死んで輪迴の輪とやらに行くのか、違う選択肢があるのか。
「えっと、私に渡されている権限で転生させることができるのですが。」
そうか転生できるのか、じゃあ日本に転生はできるのかどうかだか。…多分無理なんだろうな〜。
「それなら、私のいた地球に転生することは出来ますでしょうか?」
「すみませんがルール触れてしまうのでできません。なので違う世界になるのですが。…」
なるほど神のルールというやつか。
「ですが転生するのであれば、向こうの世界に肉体を生成しているので、そこに入り込んで使ってもらいます。そして山崎様に出来るだけ近付けます。」
なるほど転生というよりは転移に近いのかな。
「分かりました、異世界に転生します。どの様な世界なのでしょうか。」
情報収集が大切だからしっかりと聴かないとな。
「はい、この世界の名前はアカレジアと言います。そして、山崎様の世界に無かった魔法があり科学はあまり発展していません。そして中世ヨーロッパぐらいの世界観でり、魔物がいます。何か質問はありますでしょうか。」
なるほど、王道な世界観だな。
「はい、質問があります。効率よく強くなる方法はありますか?」
魔物がいるなら強さが必要だからな。
「えっと、一般的には魔物を倒すことで強くなれます。ですがここに魔物はいないので2番目の強くなる方法が魔力を伸ばすことです。まず貴方に魔力を付けるのでその使い方を教えますね。」
ウリエルかいきなり手から紫色の煙を出したかと思うと体に入った何かが体の奥に留まった感覚があるな。
「はい、魔力を付けたので体の中に何かある感じはしますか、していたら成功です。」
「はい、感じます。」
「これが魔力です。これを手まで動かす様にしてください。そしたら手から魔力の塊が出ます。その魔力を発射させると魔法になります。魔法はイメージです。最初は難しいでしょうから少しずつやっていって下さい。」
少しやってみようと思う。この塊を手まで動かすのか…全く動かんな、う〜んむずい。
「できませんでした。」
「当たり前ですよ、難しい物ですから。他にありますか?」
「はい、あります。まず… 」
こうして質問しまくった。
「最後に転生場所を決めます、どの様なところが良いですか?」
う〜ん、働くのはやだし、人があまり居ない方が自由にだらけて生きていけるからな〜。
「なら人があまり近づかないで時給自足できるような場所がいいですね。」
「分かりました。では、転生したら目の前に家があるのでそこに移動してください。家には魔物が認識できない様に結界があるのでそこに居れば安全です。そして家の中には食べたい物を思えば何でも料理が出てくる冷蔵庫があるので使って下さい。」
すごいな、とてもだらけていられそうだ。
「ありがとうございます。」
「いえいえ、私のミスが招いたことなのでこれくらいはしますよ。」
「ではお願いします。」
「ちょっと待って、貴方達私のこと忘れていないかしら。」
アプロディーテのこと忘れてたわ。
「い、いえ忘れていませんよ。」
「本当か怪しですが…コホン、山崎亮太さん私と会えたのも何かの縁でしょうから貴方に私の加護を与えます。」
「ア、アプロディーテ植物神様本当によろしいのですか!」
「構いませんよ。では。」
そう言ってアプロディーテは俺の頭に手を乗せてきた。
「これで加護を与えました。この加護は植物を操れたり成長させたりできます。そして老化を止めて約五千年生きることが出来ます。良い転生を。」
まじかよ、どんだけ生きられるんだ。
「ありがとうございます。アプロディーテ様。」
そうして微笑んでくれた。
「では転生を始めます。」
こうして俺は転生した。
とてつもなく小説を書くのは大変でした。