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 龍と落ちこぼれ”正換”魔法師  作者: 本好きにっしー
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落ちこぼれ

始めて執筆してみました。誤字脱字報告、変な部分の指摘大歓迎です。

どうかよろしくおねがいします。

 この世界は竜と人間が共存する世界 


この物語はその世界の一人の少年の物語である。



 「ルッカ、ルッカ!出てきなさい!」

僕の名前はルッカ。ルッカ・グラニオスだ。

このヴェルンク王国の公爵である、サネレート・グラニオス卿の次男である。今僕の名前を読んでいるのは、継母のイルマ・グラニオスだ。僕が気持ちの悪い落ちこぼれだ、という理由で度々叱ってくるので、いま僕は隠れている。

  そう、ぼくは落ちこぼれなのだ。

そう判明したのは四年前の11歳の誕生日の時だ。誕生日の日、僕はこの国の行事である「適正職業判別(ジョブチェック)」を受けた。

適正職業判別(ジョブチェック)」とは子供が11歳になると必ず子供に受けさせる儀式である。もちろんこの儀式にもお金がかかるため受けられない子供もいる。でも僕は貴族の息子なので受けさせてもらえた。



問題はここからだ。僕が国の魔術師さんの用意した鑑定水晶に手をかざした。ふつうはその水晶が光り輝いて「世界の声」という声がどこからともなく聴こえ、職業を告げるんだけど、僕の水晶は全然光らなかった。みんな驚いて水晶を取り替えたりしたんだけど、全く光らなかった。こんなことは今までなかったようで魔術師さんも慌ててた。その時、僕の水晶がやっと光ったんだ。

でもその光も弱々しいものですぐに消えてしまった。


その後、世界の声が聞こえてきてこう告げた。


「ルッカ・グラニオス 適正職は…初級魔法使い(ソーサラー)」と

  …え?

僕はびっくりした。初級魔法使い(ソーサラー)だって?

魔法使いっていうのはこの世界の職業(ジョブ)の一つだ。

だけど職業(ジョブ)の中でも、魔法使いは「鍛冶屋」や魔物捕獲師(テイマー)と並ぶ最底辺職なのだ。


理由は魔法使いの使う「魔法」は「魔術師」の使う「魔術」でほぼ代用できるし、威力も強力だから。

それでも魔法使いの使う魔法にもいいところはあるよ。例えば「竜魔法」とか。

「竜魔法」は竜が使う強力な魔法でこれを使える人はクラス:上級魔法使い(ウィザード)になれる。


そうなると、王宮でも雇ってもらえるんだけど僕はあいにく初級魔法使い(ソーサラー)だ。ソレに使える魔法もLv.1の 固有魔法 置き換え魔法(リ・プレイス)

 とLv.1の 光魔法 閃光弾(フラッシュ・ボム)    だけだった。

 ふつう貴族は強い職業になれるのに、僕は最低にして最弱の職業の落ちこぼれだったのだ。

 ……………………………………………………………………………………………………………


  その日から僕の生活は一変した。

優しかったお父さまは怒り、「おまえは、あんなに丁寧に、育ててやった恩も忘れ、底辺職になどなりおって!ふざけるな!」と怒り、先ず「おまえが甘やかしたせいだ!」と、あろうことか本当のお母様、ルーナを追放し、代わりに他の貴族の家から連れてきた意地悪な新しい継母、イルマを妻にした。

次に、弟のレノウレッドを甘やかし始めた。僕のものだった服もおもちゃも本もお菓子もお金も全部レノウレッドの物にされた。そのせいで、レノウレッドの性格がどんどん悪くなっていった


そして、ぼくはほぼずっと、家の中に閉じ込められた。お父さま曰く、

「おまえのような底辺職が外を出歩いているだけで家の恥になる」のだそうだ。

だからぼくは家の中でずっと本を読むか魔法の実験をしていた。理由は2つ。レノウレッドが本を読まないため取り上げられなかったのと、家の中に立派な書庫があったからだ。


僕は1日2食となった、黒パンと水という、囚人のためのようなご飯を食べるときと、お父さまやイルマ母さま、レナウレッドなどにいじめられてしかられている時以外、ずっと読書か魔法の実験に明け暮れていた。幸い、使用人のセバスという執事と司書のお姉さんのミーニャの2人は僕によくしてくれ、本を教えてくれたり、魔法のことを教えてくれたりしたのだ。


二人のおかげで、本に出てくる主人公のような悲しい思いはしなくてすんだ。

でも2人も流石にお父さまやお母様にさからうことはできないようで、僕がいじめられているのを見るたびに「何もできなくてすみません」と後で謝ってきてくれる。謝らないでいいと言ってきているのに謝ってくれるのを見ると、申し訳ないけど、味方されていることが嬉しくなってしまう。ぼくは2人のことが大好きになって、一緒にいることが多くなった。

セバスは、引退した元Sランク冒険者のようで本に出てくるような執事によくにてるなと思った。

ミーニャは本当のお姉さんのように接してくれる。

ふたりともとってもいい人たちだ


そんな人達の中で僕は、魔法の実験と読書に明け暮れながら、あることを思い出していた。

それは幼い頃からのぼくの夢についてである。


僕は竜騎士になりたかったのだ。

僕はずっと竜騎士にあこがれていた。きっかけは幼い頃にあったある出来事である。



読んでくださり本当にありがとうございます!




読者の皆様に、お願いがあります。


少しでも、「面白そう!」「続きがきになる!」「期待できそう!」 「まぁまぁかな」


と思っていただけましたら、


ブックマークや、広告の下にある★星を入れていただけますと嬉しいです!


「何だコレ?」「全然面白くないな!」という読者様も優しい気持ちで1つでも★をつけていただければ

モチベーションが爆上がり、涙が出るほど嬉しいです。



何卒応援のほど宜しくお願い致します。

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― 新着の感想 ―
[一言] >   …… > > > >        > >          え? このような普通使わないの表現は何特別なところはい限り、使えないの方がいい。このような表現もうは漫画みたいの表現で…
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