5話 ミアの家
コミック2巻が明日発売です‼️
目の前の男性の言葉にミアが満面の笑みで言った。
「久しぶりアレイン。パパとママに会いたいんだけど、今日っている?」
「はい。案内します」
「うん。よろしくね」
俺とルビアは案内されるがまま、ミアと男性の後をついて行った。歩き出してから十分程度経ったところで、目の前に大きな屋敷が現れた。すると、ミアが屋敷に指を指して俺とルビアに言った。
「あれが私の家だよ!!」
「そ、そっか」
「おっきいね~」
目の前の家に唖然していると、ルビアがミアの家を大きいと言ってくれてホッとする。すると、ミアは笑いながら言う。
「ルビアのお家もあれぐらいじゃん!!」
「そうだけどね~」
あ、これはダメだと思った。なんせ、俺は一平民。いや、今は貴族。それに比べて、二人は王族である。そんな二人と同じ考えを持てるはずがない。俺が二人が話しているのを呆然と立ち尽くしていると、ミアは首を傾げながら尋ねてくる。
「ノアどうしたの?」
「い、いや何でもないよ」
「そっか。じゃあ行こっか」
「「うん」」
ルビアは満面の笑みで、俺は不安がいっぱいの中ミアの家へ向かった。
そして、ミアの家の前にたどりつくとエルフの男性がお辞儀をして言う。
「ではいってらっしゃいませ」
「うん!! ありがとね」
そして、俺たちはミアの後について行きながら中へと入って行った。
「ようこそ!!」
「あ、うん。お邪魔します」
「お邪魔します!!」
(すごい......)
中に入ると、案の定広かった。それに加えてルビアの家とは違う構造になっていて、そこらへんに飾られている装飾品がどれも高級そうに見えた。
「ノアにルビア、どうどう??」
「すごいね」
「う、うん。なんて言うか言葉が出てこない」
ルビアの家は慣れているから良いけど、ミアの家は初めて入ることもあり、言葉が出てこなかった。すると、ミアがニコニコとしながら言う。
「やっとノアとルビアを家に紹介で来た」
「ありがと~」
「ありがとう」
「うん!! 次はノアの家に行ってみたい!!」
「あ、あぁ。あまり期待はしないでくれよ」
流石にルビアの家やミアの家に比べたら俺の家は大きくない。だから、期待されてしまうと逆に困ってしまう。
「大丈夫!!」
「あ、うん」
大丈夫って何が? 期待しないこと? それとも期待に応えられること? 流石に前者だと悲しいし、後者でも期待されると困る。
「ノアの家はすごいよ~。なんかゆっくりできる感じ」
「そうなんだ~。じゃあ行ってみたいな」
すると、ラッドとミーシェが入り口の前で止まる。
「どうしたの?」
「私たちはここで待っています」
「え、なんで?」
「私たちは使用人でありますので」
「そ、そっか。来てほしかったけど」
「申し訳ございません」
そして、俺たち三人で中を歩いていると、ミアにそっくりな女性と出会った。
新作です
魔眼の英雄~「無能の雑魚」と勇者パーティを追放されたので、勇者の裏側で英雄として成り上がる。え?今更戻って来いと言われてももう遅い。
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