2話 相談役
活動報告でも書きましたが、ここ最近忙しすぎて書く事ができませんでした。誠に申し訳ございません。
最低限1週間に1話は投稿しようと思っているのでよろしくお願いいたします。
ラッドくんがリッドブルド王国の王子であることと、この学園にラッドくんの妹がいること。そしてリッドブルド王国を崩壊させたクーエック王国の王子---ラードンがいること。またその原因になったのがシュクリード王国だったこと。
「え? それって本当の話だよね? 信じがたいけど......」
「えぇ」
「シュクリード王国ってライラ―くんのところだよね?」
「あぁ」
俺とルビアが答えると驚きを隠せていなかった。
「にわかには信じがたいわね。そんな事件があったことすら知らなかったのもだけど、それ以上に重要人物がここに全員集まっているのだから」
「驚くのもわかるわ。なんせ私だって驚いたんだから!」
まあそうだよな。俺だって驚いた。
まずラッドくんがスクリーティアに来た理由はリッドブルド王国の生き残りがいることだと思う。その中でも妹さんが見つかったのは良かったことだと思う。だけどそれ以上に敵国である王子がいることも驚きだし、その原因になった国の王子がいたのだから。
「それでどうするつもりなの?」
「どうするって言われてもね......。ノアの考えはどう?」
「今は様子見だと思う。なんせラードンさんが俺たちに接触してきたってことは向こうも感づいているってことだ。だったら考えなしに動くことはできない」
もし変な動きをしてしまったら、ラッドくんやミーシェさんたちの身が危険にさらされてしまう恐れがある。それに加えて俺たちがラッドくんたちをかくまっていることに気付かれたらルビアの身すら危うい。それだけは一番あってはならないことだ。だから今のところは様子見が一番だと思った。
「そうね。ノアが言う通り今は様子見が一番かもね。一応は私もできることは支援するけど全面的に妖精族が支援できるとは考えないでほしい」
「わかってる。それに支援がしてほしくて頼んだわけではないしな」
俺がそう言うとルビアとミアが驚いていた。
「え? そうなの? 私は支援してもらえたらって思ったんだけど」
「まあ支援してもらえたらいいだろうな。でもミアが支援したところでミアたちにメリットはあるのか? これは国同士のことなんだぞ? それを感情一つで決めていいわけがない」
するとルビアもハッとしたような顔をした。するとミアが言う。
「じゃあなんで話したの? 私も支援が欲しいからだと思ってたわ」
「さっきも言ったけど支援をもらえたら嬉しいなぐらいだよ。それに話した理由はミアにも相談ができると思ったからだ」
「「え?」」
「この問題は俺たちだけで何とかなるほど軽い問題じゃない。だったら王族でもあり、人種も違う人の意見を聞けた方が効率よく行けると思ってな」
すると二人は納得したような表情になった。
「そう言うことならわかったわ」
「助かる。でもまずは謝っておく。ごめん」
「なんで?」
ルビアを見るとわかってくれたようで言ってくれる。
「多分、今回話したことで少なからずミアにも被害が及ぶかもしれないからだと思う。だからだよ。本当にごめんなさい」
「あ~、そう言うことね。それなら大丈夫よ。友達だし、助けたいとも思っているしね」
「そう言ってくれると助かる」
一旦話を区切り教室に戻ろうとした時、ミアが俺に話しかけてきた。
「ノア。ちょっと話したいことがあるんだけど、放課後少し時間をもらってもいいかしら?」
「それは二人でってこと?」
「えぇ」
その提案に頷く。
(それにしても二人で話したいことって何なんだ?)





