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11話 似ている少女の目撃

私ごとですが、ペンネームを初心者から煙雨に変更させていただきました!


今後ともよろしくお願いいたします


 ロムリルさんを連れてみんなのところに行くと、全員驚いた顔をしてこちらを見てきた。そしてルビアが興味津々に話しかけてくる。


「ノア! その人誰?」


「同じクラスメイトのロムリルさんだよ。同じ闇属性なんだ」


「え? そうなんだ! ノアと一緒の属性ってことは今後期待だね!」


 ん? 今後期待? ルビアは何を言っているんだ? 俺はそう思いつつ、そこには突っ込まずに話を進める。


「それでロムリルさんが闇属性になったことで今後の学園生活とか、印象面で少し不安になっているからみんなを紹介しようかなって思って」


 みんなにロムリルさんを紹介すると、全員嫌な顔せずに話し始めた。


「そっか! 別に属性何て関係ないよ! 基礎属性で人間関係をやめちゃう人なんてそれまでの人なんだから気にしない方がいいよ? 逆に言えば今後はロムリルさん自身を見てくれる人が増えるってことだからラッキーじゃん!」


「そうですよ。外見だけにこだわって仲良くする人なんてたかが知れていますよ。それよりも自分自身を見てくれる仲間を増やした方がいいです。ノアがいい例ですね」


「私はまだ今日、皆さんと関わり始めたので何とも言えませんが仲良くしてくれると嬉しいです」


 みんながそう言うとロムリルさんは目を大きくしながら全員を見渡す。


「あ、ありがとうございます。私も皆さんとできれば友達になりたいのですが、よろしいですか?」


「「「うん、(はい)」」」


 するとロムリルさんは安堵したように全身から力が抜けるのが分かった。


「ロムリルさん。先ほども言ったように属性のみで決めつける人が大勢いますが、ルビアやミア、シュクリードさんみたいにそうでない人もいます。なので気にせず仲良くしていきましょ」


「はい!」


 それから他愛の無い話をして今日の学園生活が終わり、ルビアと一緒に教室を出て、ラッドくんと合流してから一緒に屋敷へ戻った。


(それにしても今日で二人も友達ができるとは思わなかったな)


 まあシュクリードさんは身分が上の立場なため、まだ友達と言えるかわからない。だけどルビアやミアが王族であるようにシュクリードさんも王族であり、一人の人間である。だから今日の出会いからより仲良くなれればいいなと思う。ロムリルさんの方はまだ身分を聞いていないけど、今日話した感じ今後付き合いが長くなるのは明らかだ。


 屋敷の中に入って少しくつろいでいると、ルビアがラッドくんに質問を始めた。


「ラッドくん! 今日どうだった?」


「あ、はい。すごく貴重な体験をさせていただきました」


「貴重な体験?」


「はい。私たち魔法科は本日基礎適性を受けさせていただきました」


 へー。俺たち貴族科も基礎適性を受けたけど、魔法科も基礎適性を受けたんだ。でも適性を受けている時、会わなかったよな? なんでだろ...。


「私たちも適性を受けたよ! ラッドくんはやっぱり闇属性だった?」


「はい。ルビア様やノア様は何でしたか?」


「私は光でノアは闇だったよ!」


「やはりノア様は闇属性なんですね」


「あぁ。ラッドくんと同じだね。今後頼るときがあると思うけど宜しくね」


「はい。こちらこそよろしくお願いします」


 それにしてもラッドくんは闇属性だったか。ならさっきも言ったけどラッドくんに質問することもできるし、今後話すこともより増えそうだな。それにロムリルさんにも紹介できそうだし。それにしてもどこでやってたんだろ。そう思いつい質問をしてしまう。


「どこで適性を受けていたの? 俺たちとは会わなかったけど」


「教室で受けていました。魔法科の人数が多い分魔法室ではできないと担任に言われまして、魔法紙を配られて適性を見ました」


「じゃあやり方が違かったんだな。まあ理由が理由だしな」


 魔法室に入れるのはざっと1クラス分ぐらいだ。それに比べて魔法科は把握はしていないが、結構なクラスがあると思う。だから教室で受けたのも納得だ。そこから3人で学園での話をして就寝した。


 次の日、みんなで学園を探索しているとき、一人の少女を見かけた。


(あれ? ラッドくんに似てないか?)

読んでいただきありがとうございました。



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