1話 もっと強くなるために
3章突入です。この章で10万字付近まで行きます
できればブクマ10000に行きたいので、皆様少しでも面白いと思いましたらブクマ、評価をしていただけると嬉しいです。
ここから主人公と勇者の変化などを書いていこうと思います。
ルビアと一緒に王室に入り、エーディリ王国の件について報告をする。
「ただいま! ママ、パパ!」
「ルビアにノアくん、おかえりなさい。話は聞いている。ノアくん、本当に助かった」
「仕事ですので当然のことをしたまでです」
「それでもだ」
直々に国王からお礼を言われて少し照れる。そんなこと関係なくルビアが
「ミアさんにも聞いていると思うけど命を狙われたわ」
「あぁ。今後このようなことが無いように対応しなくちゃだな」
そう。今回は運よく誰も死ななくて済んだが、今後このようなことが起きたらどうなるかわからない。それは国王もわかっていることだからこう言っているのだろう。でも対応って具体的に何をすればいいんだ? 手っ取り早く護衛の人数でも増やすのか? すると国王が
「妖精族の王女から報告があったため、勇者パーティには罰を与えることにした」
「うん」
「今回勇者オリバーはノアくんに突っかかったらしいじゃないか。それに加えて勇者パーティの全員が護衛にも遅れた。だから勇者パーティを一旦解散することにした」
「え?」
勇者パーティの解散と聞いて驚く。
「すみません」
「良い。解散と聞いて驚くのもしょうがない。勇者を含めて3人の支援をやめたというのは聞いているな?」
「うん」
「だけどすべてがすべて支援をやめることなんてできるわけがない。そんなことをしてしまえばこの世界の運命が変わってしまう。だから勇者に対しては支援を行うが、他二人には実家に帰ってもらい、今後必要となる勉強をしてもらうことにした」
「...」
「だが勇者一人で戦うにも限度があるのはわかっている。だからルビアとノアの二人が魔法都市スクリーティアに行った後、もう一度勇者パーティとして再開してもらう予定だ」
「うん。わかったわ」
国王が言っていることはわかる。でもなんで俺たちがスクリーティアに行った後なんだ? そう思っていると国王が
「疑問そうな顔をしておるな」
「は、はい。なんで私とルビアが行った後なんでしょうか?」
「それはノアくん。君に原因がある。ノアくんは元勇者パーティであり、勇者オリバーから目の敵にされていると聞いている」
「はい」
なぜかオリバーには嫌われてしまっている。まあ俺も嫌いだからいいんだけどさ。
「そんな状況で勇者パーティが再開したらまたノアくんにちょっかいを出す可能性がある。そうなればルビアが危険な目にあうのは必然的だ」
「ご配慮ありがとうございます」
そうか。俺があいつらに絡まれるってことは俺がルビアに集中できないってこと。それまで考えてくれての判断ってことか。
「今後もノアくんにはルビアの護衛をしてもらうこと。そして勇者オリバーに絡まれても挑発的なことをしないでくれると助かる」
「わかりました」
挑発的なことをする予定はないけど...。まあ念を押されたからには意識していこう。
その後、ミア様たちとローリライ王国でお茶会することなどを伝えて王室を後にする。
「勇者パーティの件はしょうがないよね」
「そうだな」
もっと違う立ち回りをしていればこうはならなかったと思う。だけと過去を変えることはできないししょうがない。
「ノアはこれからどうするの?」
今日はオフ。なら話したい人が居る。
「俺はちょっと話したい人が居るからここでお別れかな」
「そっか。また明日ね」
「あぁ」
ルビアと別れてからある人物を探し始める。王宮内を歩きながら見渡すと、外で騎士たちに剣の指導をしているところを見つける。
「トニーさん」
「あれ? ノアくん。おかえりなさい」
「ただいま」
「それでどうしたんだい?」
「ちょっと相談と言いますか、お願い事がありまして」
「少し席をはずそうか」
トニーさんは騎士たちの指導を一旦やめて、場所を移動する。
「それでなんだい?」
「俺にも指導をしてもらえませんか?」
「指導かい?」
「はい」
「それはまたなんで? ノアくんの実力があれば私の指導なんていらないと思うのだけど」
「それは...」
俺はエーディリ王国であった一件を話す。俺がどれだけ未熟だったか。そしてミア様を危険な目に合わせてしまったこと。
今回の件でわかった。俺がどれだけ慢心していたか。そしてどれだけ未熟だったか。もっと俺が強ければこんなことは起こらなかったかもしれない。そうじゃなくてももっとスムーズに事を進められたと思う。それに国王からも対応が必要と言われた。ならトニーさんから指導してもらうしかないと思った。
「そうか。でも暗殺者の戦い方なんて知らないぞ?」
「大丈夫です。トニーさんには剣の指導。そして強敵と当たった時の対処法などを教えてもらいたいです」
「そうか。まあそこまで言うならいいぞ。ならちょっと来い」
「はい」
俺はトニーさんの後をついていくと、先程騎士たちが練習していたところに戻ってくる。
「今から騎士たちと戦ってもらう」
「え?」
なんで騎士達と?
「ノアくんの実力はわかっているつもりだ。でもそれは剣と魔法の戦い方をだ。だから剣のみで戦ったらどうなるかを知りたい」
「わかりました」
そう言って騎士たちと戦う準備を始めた。
読んでいただきありがとうございます





