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13話 模擬戦開始前

日間総合(表紙)から落ちそうです...

もしよろしければブクマやまだ評価をしていない方は評価をしていただけると嬉しいです。

今日できたら4話投稿しようと思います。

プロットは完成しているので7〜8万字ほどまでは投稿していきます


(...)


 ルビアがどや顔でこちらを見てくる。なんで言っちゃうかな...。アイコンタクトで言うなって伝えたはずなのに...。ここに来る前、ルビアに念を押しておけばよかった。すると満面の笑みで


「ノア様! あの時は本当にありがとうございました」


「こちらこそご無事で何よりです」


「ノア様のおかげです。護衛のものよりお話は聞いています。短剣などを使うのですよね? それだと金銭面でも苦労すると思います。ですので私から少しばかり支援させていただきますよ」


 え? 支援って...。そんなたいそうなことしてもらわなくても...。そう思い俺は断る。


「お金の面はルビア様から支援してもらっているので大丈夫ですよ」


 するとオリバーが


「では私に支援してもらうのはどうでしょう? 今後ミア様のお役に立てる時が来ると思います」


「勇者様にも支援してもいいのですが、今回はノア様に支援したいと思いまして...。それに現在持っているお金ですと1人分しか支援できませんので申し訳ないです」


 すると助けた時、一緒に戦った人がミア様に案を出す。


「ではこういうのはどうですか? 勇者様とノア様で模擬戦を行って勝った方に支援するというのは」


「それは良いですね。そしたら身近でノア様と勇者様の実力が見れますので。お二人ともいいですか?」


「俺はいいですよ」


「わかりました」


 別に支援なんてしてもらわなくていいって言ったのに...。でもここで断ったらルビアの顔に泥を塗る可能性もあるし。


 それにしても模擬戦ってトニーさんと戦って以来だな。


 するとオリバーはにやりと笑いながら俺を見てきた。他のメンバー、聖女---マリアや、聖騎士---アレックスもこちらを見ながら笑っている。


(何なんだよ!)


 そんなに俺とオリバーが戦うのが嬉しいのか? 俺のまける姿が見たいのか? あぁ、ならいいさ。やってやるよ。


 全員で闘技場に向かい、模擬戦が始まろうとした時


「ノア、お前のせいでローリライ王国から支援金を減らされたよ。そしてルビア様に催眠魔法までかけやがったよな? それがどれだけ周りを苦しめているのかわかっているのか!」


 まただ。催眠魔法なんてかけていないのに何で勘違いしているんだ?


「支援金を減らされたのは俺のせいじゃないし、ルビアには催眠魔法なんてかけていない」


「様をつけろ。平民のくせに」


「もう男爵だ」


「変わらねーよ。王族を呼び捨てにするとはどういうことだ」


 まあ最後のは俺にも非がある。ルビアと二人きりの時なら呼び捨てでよかったが、こいつの前で言ったのが失敗だった。


「あぁ。そこは悪いと思ってる」


「まあいい。お前を支援しているルビア様、そして支援したいと言っているミア様の前でお前を倒したら俺の実力がわかってもらえる。そしたらローリライ王国からの支援を元に戻してもらえるし、ミア様からも支援がもらえる」


 支援支援って...。勇者の本質を忘れたのか...? パーティを追放されてこいつらのことは恨んではいるけど、それでもこいつには感謝もしている。だからここで目を覚まさせてあげられるなら...。


「それに加えてルビア様の目を覚まさせてパーティに入ってもらう」


「パーティに入るのは無理だと思うけど...」


「そんなの関係ない! お前といるより、俺がルビア様の護衛をした方がいいに決まってる」


「オリバー、目を覚ませ。昔のお前はそんなこと言ったことなかっただろ?」


 昔のオリバーは誰にでも優しく、困っている人がいたらすぐに助けようとしていた。お金のことなんて二の次だったのに今は支援、支援と周りのことを見ようとすらしていない。


「笑わせるなよ。昔のおれ? そんな幻想抱くなよ」


「...」


 それにしてもなんでここまで変わってしまった? 今のオリバーに何言っても耳を貸してくれない。昔のお前はもっと...。


 そう思いながら模擬戦が始まった。

読んでいただきありがとうございます

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