【ネタバレは】基本的な世界設定【ありません】
書くことが増えたり、思い出したりした時は更新します。 更新した際はサブタイトルにてお知らせします。
また、分かり難いまたはもっと知りたい設定などがございましたら、コメント欄などでお知らせください。 このページに追加します。
1.「神」という存在は複数存在する。
最もよく知られているのがディヴェクス。 その中でもリオス(新しい)とゼネア(古い)に分かれており、ゼネアは神殺しの一族によってほぼ殲滅されている。 リオスは結構人とかかわる上、気に入った者には祝福や加護、恩施などを齎す。
リオスは14柱から為り、元はヒト。 別名魔法使い(魔術師とは違い、多少ながらも世界の理に干渉できる)。 各々の突出している性格などを理としており、理の性質によって闇系と光系に分かたれている。 現在はすべて迷霧(異世界などから渡ってきた人達)で構成されている。
闇系:アルヴェント(混沌、快楽)、ウィエンデル(狡猾)、アークラント(怠慢)、アイラディス(破壊)、カーディユラ(傲慢、自己愛)、トログーラ(無駄、独占欲)、アリア(幻想、旋律)
光系:マリア(幸福)、スヴェラン(高潔、質素)、ガリエリナ(希望)、ヴィスフェル(勇気)、ラーフェント(勤勉)、カレン(慈悲、愛)、ラヴァイルト(忍耐)
闇の主神はカーディユラ、光の主神はカレン。 ただし、闇の方は我が強いのが多すぎてあまり統率がとれていない。 そして光の方は色々と残念な子が多い。 アリアとマリアは兄弟神、ラヴァイルトとヴィスフェルは兄弟神。
フェランティアと呼ばれる、この世界の創造主も居る。 古には共に暮らしていたらしいが、今はずっと寝ているらしい。 名前は失われたが、アルタという性名は未だに知られている。 「アルタ」は「世界」の意。
また、精霊王と呼ばれる、厳密的には神ではないが大体神と呼ばれている者たちが居る。 彼らは自分の属性の中で最強の精霊であり、神と違い子供も生むし代替わりもする。 彼らには常に一人、同じく「王」と呼ばれる神官長みたいな御付と、幾人かの部下達がついている。 彼らの仕事は一つとして同じ物がない。
そして彼らに似たものに、「世界の楔」が居る。 アルタがずっと寝ているせいで不安定なこの世界を落ち着かせるために、選ばれる者達。 精神的に落ち着いており、強い力を持った、または持てる者達が選ばれる。
他には、アルタが世界を作った時から在る、真に「神」と呼ばれる柱達も居る。 彼らは基本的に表舞台には出てこないが、大本の理念の「アルタの作ったこの世界を守る」だけは一致している。 大体は魂の循環作業や何らかの理由で汚染された地域を浄化する、など世界にあるべき働きの管理・修復などをしている。
2.簡単な歴史
昔、人と魔物は戦争をしていました。 魔物がどこからか湧き出てきて、人間とその他の生き物しか居なかった世界を乗っ取ろうとしたからです。 しかし月日が立つごとに疲弊してきたので、当時の魔王と最も戦果をあげていたもの(勇者と呼ばれていた)が最終的には和平を結びました。 主人公の時代は結んでから1000年あたり経ってます。
戦争の末期はどちらも満身創痍で、特に人間の方は子供のおもちゃですら武器に改造したり、体に色々な魔術や技術を施して全身を武器に変えたり(俗に「変わった者」と呼ばれています)と、使えるものはすべて使って対抗していました。 サイボーグの観念もあった事が確認されています。 ちなみに、大体は人間の方が押していたのですが、最後の方に一人「変わった者」がいきなり消失したせいで武力が拮抗し、そのおかげで和平が成った部分もあります。
3.魔王と勇者
魔王とは魔を統べる王。 体のどこかに瞳を模した文様があり、それが完全に開ききると(花ひらくと)魔王として覚醒した事になります。 閉じた状態は「種」と呼ばれます。 魔物ランクはSSS、最高峰です。 生半可なヒトだと傷すら付けられません。 精神的なもの以外。 戦争時は一人しかいませんでしたが、今は大体六人ぐらい居ます。
また、種を持たないのも居ます。 それは戦争時の一人と同様、「生まれついての魔王」であり、種持ちとは違い縄張りは持たず、世界にとって居るだけで毒となりうる存在です。 そして、彼らの強さは種持ちとは一線を画しますし、その世界に対する影響力は凄まじい物です。 まさに魔の王です。 よって基本的に殺されるか、特別な場所に引きこもるかを選ぶ事になります。 彼らは世界に住んでいる者達から、常に命を狙われる状態にある訳なので。
勇者とは、勇気を持った者。 なので基本的には人間だけに送られる称号ではないのですが、人間の中には稀に強い光の属性を持った者(闇を除いたほぼ全ての属性を完璧に扱う事が可能な才能を持った者)が生まれ、いつしか彼らは勇者と呼ばれるようになりました。 勇者が生まれるにはいくつか条件があり、しかしある程度の範囲の「人間属」のストレスレベルが高くなると条件が宥和され生まれやすくなります。 ちなみに主人公の所には基本的に1~2人前後、常に居ます。 また、勇者の属性持ちが近くにいると、人間族は本能的に安心を覚えます。 安定剤みたいな物ですね。
4.地
この世界には、色々な場所があります。 しかしほぼお伽話でしか聞くことはありません。 もっとも有名なのは冥王が収める冥の地。 そのまんま死んだ人が行く場所です。 ちなみに天の地もありますが、天国という訳ではなく、神だったり精霊だったりが住む場所の名前です。 ついでに言いますと、主人公が居る場所の名前は混の地です。 色々混ざってるからですね。
他には夢の領域である狭間の地が知られています。 狭間の地からはモノクロのギレニア、極彩色のキシュアに行く事ができるそうな。 無の地と呼ばれる場所もありますが、そこに関してはザナデュという名前と、何もないと言う事以外、何一つ混の地には出まわっていません。