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魔法の定義

◉魔力

この世界には魔力と呼ばれるエネルギーが存在し、そこら中にある。

魔力は影響を与える力であり、その場の環境によって属性が異なる。例えば火山地帯は炎の魔力が濃く、森林や草原は大地と自然の魔力が濃い。


◉精霊

魔力が自我を持った霊的生命体。精霊はその地域の自然の根源たる存在であり、精霊同士でしか認識することが出来ない上位存在であるが、祈りを通して意思疎通が取れるため信仰対象になっている。

精霊は好奇心旺盛で、意思疎通してきた者に対して寛容で力を求めれば喜んで貸してくれる。

稀に精霊を身に宿して生まれる人もおり、その者は精霊レベルで魔法を行使できるが、身に余った力には代償が伴う。


◉魔法

魔力を行使するための技術。魔法とは魔力をエネルギーとする複雑な術式であり、精霊と契約することで様々な属性の魔法を使うことができる。精霊との契約は簡単で、対応する属性の魔法陣を描いて祈る。それだけでその精霊との魔法回路が確立し、契約は完了。祈りの文言は何でもよく、その属性について意識するだけで祈りは成立する。



◯魔法行使の工程。

1、使いたい属性を意識する。これによって魔法属性を選択し、自身の魔力を属性魔力に変換する。これだけで魔法は使えるが、高確率で暴発するなど扱いが難しい。


2、魔法陣を思い描く。魔法陣は魔力を制御するための物でもある。魔法陣は具体的な効果、影響の及ぶ距離、時間を設定することができる。  


3、詠唱する。魔法名はその魔法に付けられた名前だが、魔法陣を文字化した物である。魔法陣の構築には深い集中力を必要とし、時間もかかる。詠唱することで残りの構築を補い、簡略化できる。熟練すれば初級の魔法を無詠唱で唱えられる。



◉魔法の等級

魔法管理局と呼ばれる、魔法の研究や記録を行う機関が定めた魔法のランク。魔法陣の複雑さや魔力の消費量、魔法効果の希少度を元に等級分けされる。



初級∶

魔法初心者が扱える魔法。魔法使いでなくても習得は比較的簡単なため、戦士職でも補助のために習得している者もそれなりに居る。


中級∶

一人前の魔法使いが扱える魔法。魔法使いを名乗れるレベルの階級。


上級∶

熟達した魔法使いが扱える魔法。この階級に到達できる魔法使いは少なく、凡人が努力の末に到達できる最終段階。


極級∶

魔法を極めた玄人にのみ扱える魔法。最上位クラスの魔法使いが習得できる魔法であり、才能の領域。


超級∶

人間の領域を超えた先に到達できる魔法。魔族や魔女ですら到達したものはほんの一握り。


神級∶

もはや存在がほとんど確認されていない神話クラスの魔法。伝説の名にふさわしく、絶大な力を持つと言う。魔王はこの魔法等級を難なく扱うことができる。本来使用するには神の力の宿った魔道具が媒体として必要だが、魔王は己の一部で事足りる。



◉魔法の属性

大まかに聖属性と闇属性で分かれる2源属性。

そこから派生する火、水、大地、風、雷、氷、自然の七属性がある。2源属性は互いに相反する性質を持ち、どちらかしか習得出来ない。

属性魔力は肉体に変化を齎す性質を持ち、主に髪や瞳の色に見られる。


◯白魔法

聖属性に分類される系統。強化系や治癒系などがこれに該当し、聖職者などが得意とする。



◯治癒魔法

肉体の損傷を治す魔法。治癒の魔力を対象に流し込み、循環させることで再生能力を促進させる。

再生能力を強化するだけであり、そのためのエネルギーは本人から消費される。足りない場合は術者の魔力や体力で補うが、消耗が激しい。そのため身体の損傷は回復できても、疲労などは回復しないので、治癒後は休息が必要。

免疫機能を促進させることもできるが、症状を和らげられるくらいが普通。また通常の治癒魔法は損傷から数分内の傷しか治癒出来ない。



◯黒魔法

闇属性に分類される系統。弱体化や死霊術、召喚系がこれに該当し、大体の術者は得意とする。


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