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【蒼翔舞う少女の物語】

その場所は時に置き去りにされたかのような静けさに満ちていた。


遠く見える樹木は凍てついている。

わずかに触れる氷の粒が、

ここは現実に存在すると訴えかける。


この先に、あのひとはいるだろうか。


足跡は無い、ただ白だけが存在する地面に降りていく。


サクッと微かな音が聞こえた。

雪に足を下ろしたからだろうか、

あるいは春に咲くだろう草花の悲鳴だったかもしれない。


もしこの先にいるのなら、

同じように春を踏み歩いたのだろうか。

あのひとは誰よりも春を待っていただろうに。


足元を見つめ、一度瞬きをしてからまた一歩踏みしめる。


挿絵(By みてみん)

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