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大宙の彷徨者  作者: Isel


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解説 〜種族について〜

ややこしいと思うので、この世界の種族に関する情報を簡潔にまとめます

別に見なくても大丈夫ですが、見るに越した事は無いと思ってます。暇があったら見てみてください

① 人間

・言わずもがな人間。以上。


② 魔物

・生物の死体に大気中や大地などから魔力が注がれて生まれる生物。姿は多種多様で、中には異能を持つ個体も居るとか。


③ 迷魂

・厳密には種族じゃないが一応。未練を残した死者の魂が、奈落に行けずに現世に取り残された物。特に害は無いが、放っておくとタナトスの仕事が増える。


④ 淵族

・本編で語ったかは正直覚えていないが、本来は死者の魂の成れの果て。だがフェイズの研究によって人為的に作り出す事も可能だという事が判明した。急所に向けたものと光以外の攻撃がほぼ効かない。


⑤ 魔族(本編未登場)

・奈落に住む生物の事。現世の生物は魂を肉体でコーティングしている状態で、魔族は死者の為に魂を魔力でコーティングしている。つまり魂だけの存在。でも外見は現世の生物と大差無い。


⑤ 神

・「何かを司る存在」という感じの種族。こちらの世界での認識ような「別次元の存在」ではなく、あくまでも「そういう種族」である。別に神だから必ず強いという訳ではないが、神は大体全員強い。ちなみに、後述する「概念種」や今後のストーリーで登場する種族も一括りに「神」と呼ばれる。


⑥ 概念種

・「何かの概念そのもの」という感じの、現時点では最上位の種族。こいつもまぁ「そういう種族」という認識で大丈夫だが、神よりは別次元の存在。また、時が経つに連れて権能が強化されていき、強くなり過ぎた権能を制御出来なくなった場合、それを制御する為に身体が異形へと変異する。神に寿命は無いが、この異形化が実質的な神(または概念種)の寿命である。無論、異形化を起こしても殺されない限りは自我をほぼ失ったまま生き続ける。

前作の話になってしまうが、初めて交戦した時の第2形態でおよそ人とは思えない姿になった某彼岸帝は、即ち神としての寿命がそこまで残されていないのである。でもあと1000年くらいは生きてると思う。

ーーーーーーーーーー

今のところは多分これが全てだと思います。ちなみに、神の派生種族はまだ居ますので頭の片隅くらいに置いておいてください。

もうそろそろ第1章も終盤です。まぁまだ全っっ然続くんですが、少なくともこれを読んでくれている人は最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

では、また明日。

小話 〜命の輪廻〜

死ぬ

奈落に行き、魂のみの生物(俗称『魔族』)になる。

長い時間をかけて淵族になり、深淵に行く

また長い時間をかけて、現世に新たな生を受ける

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