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希望の旅  作者: 雪月花
1/1

希望の道筋

プロローグ


僕はいつも産まれたことを

後悔していた

それでも耐えていたのは

君と出会うため

この瞬間の為なら

それも悪くないなぁ


1

僕は白い髪に赤い瞳をもって産まれた

お父さんとお母さんの顔は

知らないだって

僕を産んで直ぐに村の人達に

「悪魔の子を産んだ」として

殺されたらしいから。

それからの生活はほんとに

地獄と言うにふさわしい日々

だった。

まともに食事、睡眠をとらせてなんて貰えず。

虫の居所が悪い人に殴られて

暴言を吐かれて。

ずっと牢獄の中に入れられていた

でも外になんて憧れなんて

抱いたことは無かった、

だって生きるのに必死だったから。

そんな日々を5年も繰り返した

ある日縄に繋がれて

初めて牢獄外に出された

外は思ったよりも明るくて

目が眩んで目の前がチカチカと

した。

そして着いた先は水が

沢山入った場所

後ろからドンといきなり

突き落とされて息が出来なくて

霞んでいく意識の中で

声が聞こえた気がした。

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