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約束  作者: XBOX
3/3

会いたかった人

 あの人と校門で別れてから、僕はクラス分けの掲示板

(この学校では、かなり機械化が進んでおり、教室の黒板さえパソコンに

繋いでデータを送って、表示させるため

勿論これもパネル式だ。)

に向かった。


 掲示板を見ると僕のクラスは5組になっていた。

(この学校は毎年150人位集まるので1クラス30人前後では当たり前だと思う)


 「友達できるかなぁ」


 彼はこの時見逃していた。


 


 そう約束の相手が同じクラスに書かれていることを



 彼がクラスに着くと既に25人位の人が集まっていた。

その中にさっきの人を見つけた。

 

 「そういえば、さっき名前聞かなかったよね」


 僕は近ずいてそう聞いた。


 「そうだったか?まぁいい。私の名前は鳳凰寺 燐だ。

 これから宜しく。」


 「僕は、雄大 姫路、此方こそ宜しくね。」


 彼は気がつかなかった。

 燐が少し(観察力のあるものしか気がつかない程度のものだが)動揺していたことに



 程なくして、体育館に全校生徒が集められた。

後ろを見ると1年の保護者の席もある。

これだけ言えばどの位の大きさか分かるだろう。


 校長が話をしようとしている。

(それにしても校長先生が若すぎる気がする。

10代にしか見えない男の人、しかもかなり美形)

この時は知らなかったが20代前半がこの人の歳だ


 「えーとそうだね君達は我が神名高校ヘようこそ。

 僕はそれほど長い時間、話す気はないので聞いてほしい」


 そういうと彼は


 「この学校で青春をおおかしたまえ、僕はそのためにこの学校を作った

 それだけは知っていてほしい。 以上だ。」


 皆目が点になってしまうほどの妄言を吐いた。

そしてアナウンスが


 ((以上校長先生からのお話でした。・・・・・ふざけんな話が違うだろうが!!

 あのバカ連れ戻せ!! おい電源が入ってるぞ?!))ブツッ



 皆「へっ??」とか言ってる


 ((続きまして生徒会長の言葉))


 「初めまして、俺が生徒会長の今和泉 蓮です。

 少年少女よ大志と野望を抱け、そして青春をおおかせよ。

 それが我らが学校の今年のスローガンだ。(会長、ちょっと此方に)

 なんだやめろ来るなそんな危険なものしまギャーーーーー」

 

 ((以上、生徒会長からのお話でした。・・・・・あのバカ兄弟なにをやらかしちゃっ

 てくれるの? いっそ副会長に殺されて死ね!! おいまた電源ついてるぞ?!))ブツッ


 新発見、生徒会長と校長先生は兄弟のようだ。

あと生徒会長をリンチしているのは副会長のようだ。


 ((それでは全部すっとばして、3年から解散・・「校長、いや馬鹿秀樹、何をやっている。」

 奏さんそんなに怒らないでよ。話を聞くだけじゃつまらないだろ。そんなものかたずけて

 危ないからちょっ振り下ろさなグハッ 「早く解散してください。」

 以上、副校長からの言葉でした。 尚校長に不審な動きありのときは、校長の奥さまの

 奏さんまでご連絡ください。))


 校長先生は秀樹、副校長は奏、しかも二人は夫婦らしい。


 解散後、教室に戻った後、集配物や先生の紹介などがあった。

その間に、僕は3人友達を作った。



 下校前に、僕に燐が「同じ方向だから一緒に帰らないか?」

とさそてきたので一緒に帰ることにした。



              下校途中


 (燐って、よく見ると女の子みたい。容姿は男に見えなくはないのけど、

僕はこの人が女の子だと思う。本人に聞くか。)


 「ねぇ、君って女の子じゃないの。」


 そういうと彼女は


 「ほぅ、さすが鋭いな、ご明察とうり私は女だ」


 「どうして男の子の格好しているの?」


 そう聞くと何拍かおいて


 「約束を果たしにきた。 お前とのお姫様」


そういうと燐は笑った。 



      燐は彼女だった。


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