200文字小説集 vol.2 彼の彼女の正体は…(200文字小説) 作者: 日下部良介 掲載日:2019/07/30 最近、友人がすごく痩せた。心配になって声を掛けてみた。 「大丈夫か?」 「彼女が出来たんだ」 デート代のためにアルバイトに明け暮れているという。 「無理するなよ」 そんな彼がデートをするというので、こっそり後をつけた。 デートのはずなのに彼はずっと一人で歩いている。 まるで見えない何かと居るように。 やがて、彼の隣に人影が見えてきた。 それはまるで死神。 すると、その人影が振り向いてニヤッと笑った。 「次はお前の番だ」