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僕の私の俳優名鑑  作者: ムッシュ志乃
7/10

“ロバート・ダウニー・Jr”の巻!

【ロバート・ダウニー・Jr】

アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク出身

代表作:『アイアンマン』~MCU、『ナチュラルボーンキラーズ』『シャーロック・ホームズ』

オススメ:『デュー・デート 〜出産まであと5日! 史上最悪のアメリカ横断〜』


 マーベルシネマティックユニバース(MCU)の集大成『アベンジャーズ』シリーズに、実質主役として登場するアイアンマン/トニー・スタークを演じるナイスミドル。

 だが、俺の印象は決して良いものではなかった。だってさぁ、『アイアンマン』の時点で結構オッサンだったよ……。イケメンとも言い難いし、MCUが始まったばかりの頃ってアメコミヒーローと言えば、バットマンかスパイダーマン、X-MENのような、なんていうか……タイツ系だったんだよ。そこにガチャガチャした空飛ぶ鎧のオッサンだァ。飛んでる時のポーズもどことなくキューピーちゃんに見える。

 俺がよく行くスーパー銭湯には、水流ゾーンで、そこから強力な水流が足の裏に当てられる一角があるのだが、その水流で浮いてしまい、手首でバランスを取る現象を俺と俺の友人マーシーは、「アイアンマン」と呼んでいた。ちなみにそこのスーパー銭湯は混浴(水着着用)だ。これからの時期、大胆な外国人女性が増え、スッケスケの水着を着てくることもあった。まぁ視力が爆落した今は一緒に行く友人の顔すらわからない。スッケスケを堪能できる距離まで行けば通報は確実だ。

 まぁそんなアイアンマンである。当初から俺はキャプテン・アメリカ推しだったし、所謂「プレイボーイキャラ」が好きではなかったので、トニー・スタークもアイアンマンもそんなに好きではなかった。しかしいざ『アベンジャーズ』第一作が公開されると、当時のメンバーで唯一飛べた(まぁ、ソーも飛べるっちゃ飛べるが……)ので役得大きい。

 MCUの仕事がメインになったが、アイアンマンはアイアンマンで、ユニバースの中で大きく成長したキャラクターだったよな。『シビル・ウォー』、『スパイダーマン:ホームカミング』……。特に『スパイダーマン:ホームカミング』は出番こそ少なかったが、トニー・スターク/アイアンマンが無責任ヤローではなく、キチンと後世を育成する意志や指導者としての立場も踏まえていて好感が持てるようになったよ。

 まぁアレなんだろうな。ぶっちゃけ俺が『アイアンマン』までロバート・ダウニー・Jrの存在を知らなかっただけなんだろうな。『アイアンマン』でブレイクしてからは新たなシャーロック・ホームズ像をジュード・ロウと作った『シャーロック・ホームズ』シリーズが始まった。これもこれで面白かったんだが、後にMCUでドクター・ストレンジとして出会うベネディクト・カンバーバッチの『シャーロック』の方が上だった。

 思い出深いのは、大学生の頃にスターチャンネルかなんかで観た『ナチュラルボーンキラーズ』『トロピックサンダー 史上最低の作戦』『デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』。

 『ナチュラルボーンキラーズ』では主役ではないが、主人公のミッキー&マロリーに怯えている表情をすぐに思い出せる。『ナチュラルボーンキラーズ』のカオスな作風からは大きな影響を受けたな……。

 『トロピックサンダー』では、役作りに熱心すぎる超演技派の俳優役。役作りの為に黒人になった、という全編通して黒塗りというメチャクチャヤバイ役どころだがマトモなツッコミとして機能する。「障碍者役をやればアカデミー賞」が取れると発言する主人公に厳しいツッコミを入れる。

 『デュー・デート』は一番のお気に入り。クソ馬鹿野郎となりゆきでアメリカを車で横断することになる映画だが、ここでのロバート・ダウニー・Jrはどこかトニー・スタークを彷彿とさせる鼻につく感じが出ている。そのため、トニー・スタークが馬鹿野郎に翻弄されているIFストーリーを観ているようでメチャ楽しい。

 最近はもうMCU関連の仕事しかしてないっぽいね。まぁ何やっても「トニー・スターク」と言われるぐらい、トニー・スタークをやりきったからな。

 『デュー・デート』系のおかわりください。

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