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僕の私の俳優名鑑  作者: ムッシュ志乃
1/10

アバン

 ここでは俺が好きな俳優をひたすら褒めちぎる。

 妹と共に新潟に預けられていた頃、当時独身だった叔父にビデオで『ゴジラvsキングギドラ』を観させてもらった。『ゴジラ』好きになった俺を当時存命だった祖父(超イケメン)が車で30分のレンタル屋まで連れていき、『ゴジラ』映画を制覇した。映画好きの母が『レイダース 失われたアーク』『プロジェクトA』を観せてくれたことがトドメとなり、映画好きの萌芽となった。また、小学生の頃に自転車で10分の場所にシネコンが出来たことや、映画好きで映画に理解のある母が「映画観に観に行きたいんだけど」と言うと「じゃあ行ってきなさい」と1000円くれたことも大きい。当時は毎週木・金・土・日の夜には映画番組があり、毎朝母が「今日の映画は~~」と教えてくれた。

 さらに、小学校には俺と同じくらい映画が好きな友人のモッチャンがおり、家業が医者のモッチャンの家はみんなから「2億の家」と呼ばれる豪邸に特大テレビ、ホームシアター、当時最先端だったDVD、豊富なチャンネルがあった。そういえば中学生の頃、一人でトム・クルーズの『宇宙戦争』を観に行き、モヤモヤした気分のままエンドロールが終わり、明かりがついたら2列前にモッチャンが一人で座っていて「ああ、お前もこれ観てたのか」という偶然もあった。大学生になってからは免許取り立てのモッチャンの運転する車に乗って『パイレーツ・オブ・カリビアン4』を観に行き、行きでモッチャンは電柱にミラーを擦った。そして帰りでは駐車場の券売機でまたミラーを擦った。昔モッチャンは言ってたっけ。

「ヤベェよムッシュくん! 今日の映画『ロボコップ』だぜ!」

「こないだドラクエ7やってたらラスボス中に停電食らって終わったぜ」

「グフ……ヤバいぜムッシュくん……ゲーセンでニードロップ食らって胸骨やられちまった……」

「ムッシュくんもタバコ吸い始めたんだ。何ミリ? 1!? 1なんて空気だろ」

「宮崎あおいってマジ神だと思わねぇ?」

「ナルガクルガにも天鱗あるのかよ!」

「『おそろしいクチ』出ねぇんだけど都市伝説じゃね?」

「『エヴァ:破』はマリんとこで面白いって確信したわ」

 大学入学後は徐々に疎遠になってしまったが、親友モッチャンに負けじと映画を観続けた。多分今のモッチャンは平凡かつ問題のないサラリーマンなので、俺が映画に誘っても一緒に観てはくれないだろう。


 なんていうか……ネットじゃない実生活では、俺は映画をたくさん観ていることを実は隠している。家族……映画に理解のある母や妹にもだ。だがネットではヒかれることはない。いや、ヒいてる人はいるんだろうが、無表情な文字やパソコン、スマホの画面はドンビいてる皆さまの顔を俺に見せはしない。スルーするだけだ。なら実害はない。あぺぺぺぺ! 好き放題映画を愛でてやるぞぉ。

 そして今! 俺は俳優名鑑を作ろうという訳だ。


 何ゆえに『映画名鑑』ではなく『俳優名鑑』なのか? それは競合相手が強すぎる場合なんかがある。もう勝てませぬ。俺も映画好き映画好きとはいってるが、映画評論やってる人は年間に100本も観るような人たちである。俺は30本台だ。勝てねぇ。実家を出てチャンネルもめっきり減ったんで情報も本数も全然足りない。そして映画評論は非常に難しい。スタートラインとしてその映画をどれだけ知っているか、の設定が必要になる。映画館で観た情報のみで評論するスタイルの人もいるし、パンフ、ネット、さらに強い人は関係者にインタビューまでしてから評論する人もいる。一方で俺は気に入った映画しかパンフを買わないし映画雑誌ももう買ってない。

 それに好きな映画が叩かれている様を見るのはイヤだ。

 そして評論は、評論を評論する人すら現れる。俺はのびのびやりたいのだ。

 故に! ほめちぎりが許される『俳優名鑑』がちょうどいいのだ。そういう感じで進めます。


書く内容

・出身地

・代表作を3つまで挙げる(チョイスは独断)

・キャリアハイとなる最オススメをもう1つ。映画の質は問わず、その俳優の輝きがすごかった1本を選ぶ。(代表作との重複アリ)

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