サケと文月に参上する佳川(リレー小説)
前略
ここはとある星。
ピンクの球体やペンギンの王様が、いやなんでもない不正は無かった。
文月抹茶(以下、文月に略)「なんて日だ」
サケぬん「どういう事だ?」
文月「いや、適当な設定があったもんでな」
そして、文月さんは某アイドル事務所のプロデューサー。
最近、異世界に召喚されて空をアイドル達と冒険したみたい(本人談)
参上(以下、参上に略)「サイドトライセプス!」
文月「筋肉」
瑠伽「ウホッ♂」
サケぬん「ホモはお帰り下さい」
瑠伽「ほもじゃねーし!ただ、ホモォって鳴ってるだけだし」
参上「結局ホモじゃねえか」
数時間後……
文月「あ、ありのまま起こった事を話すぜ……普通に集まって話していたら急に眠くなって、起きたら草原の上だ…」
青空「ハロー」
文月「この青空、まさか…いや、でも今回はアイドルたちはいないし…とにかく、町を探そう」
魔獣「グルルルルゥ」
文月「」
???「風の赴くままに!ウィンド・ゲイル!」
魔獣ザシュザシュザシュ「グギャアアァァァァァァ」
文月「お、お前は……」
文月「瑠伽!」
瑠伽「よお」
文月「お前、なんでそんな能力もってんだよ!」
瑠伽ガサゴソ「ポケットにこんな紙が入っていた。俺の能力が書いてあるんだよ」
文月ガサゴソ「あ、ホントだ」
文月「えーと、何々…氷属性。防御が高く、強力な魔法を持つ。それらしい名前を付けて、詠唱するとイメージ通りの魔法が出ます」
瑠伽「魔法は全部それらしいな」
筆者交代
文月「氷属性か……いでよ!かき氷!」
魔獣「おお……どれどれ……ふむふむ……」
魔獣「これはトリケラトプスのかき氷ですね」
魔獣「それにしてもこのかき氷はうちの博物館にはまだ展示されていませんね」
魔獣がかき氷を展示してほしそうにこちらを見ている
瑠伽「そのかき氷は珍しい……非常に珍しいですね」
瑠伽「私の博物館に展示してもらえば、報酬としてこれだけどうです?」
魔獣「ならば、その倍はだしましょう」
瑠伽「その4倍!」
文月「乗った!」
瑠伽「へっへっへっへ!Thank you! 」
魔獣は心おしそうに自分自身の博物館へと帰って行きました
筆者交代
とあるサヴァクのピラミッドの上 サケぬんは干からびていた。
サケぬん「くそう…ここはどこなんだ…。目が覚めたらピラミッドなんてふざけてる…。」
今ピラミッドから見えるのは、一面の砂と愛し合っている男共。どうやらここは伝説のホモゥデザートのようだ。
サケぬん「こんな時、THE・Kがいれば…」
その時!空から飛翔する二つの影が!
サケぬん「お、お前達は…! ヤシマール! MAKUO! どうしてこんなところに!」
ヤシマール「実は僕たちもここに飛ばされたんだ…」
MAKUO「気づいたらここに…」
ヤシマール「それと、近くに瑠伽と文月の気配を感じたんだ。」
サケぬん「な、なんだってー!?」
MAKUO「そうと決まればワープしよう!つかまれ!」
とぅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる…
筆者交代ぃぃぃぃぃいいいいい!!!!
瑠伽「____ッ!?これは、何やら巨大な空間変動!!」
抹茶「オイ何だねその意味不明な特殊用語は」
瑠伽「行ってみたかっただけだお!!」
が、その冗談は現実となった。
参上「く、空間が歪んでいる!?幻覚作用か!?」
瑠伽「いや、幻覚能力者が近くにいる気配はないッ!!この歪みから検出される空間変動の種類は……ズバリ、召喚だ!!」
参上「言ってみたかっただけだよね」
瑠伽「Exactlly!!(その通りでございます)」
抹茶「……み、見ろぉ!!誰かが出てくるようだZE☆」
サケぬん「ねぇねぇ、あなたは何のフレンズ?」
参上「こ、こいつは……」
サケぬん「俺ぁお節介やきのシャッケリーノ!!」
抹茶「シャッケリィィィィィィィィィィィィィィィィノォォォォ!!!」
ヤシマール「僕らもいるZOI☆」
瑠伽「ヤシマール!!MAKUO!!」
MAKUO「ぶんぶんはろーゆーちゅーぶ」
本来ピンチの流れで三人が召喚されて強敵を倒すテンプレシーンだったが、敵がいないので、彼等は考えるのをやめた。
沈黙のターン 1分
瑠伽「う~ん……ま、とりあえずそこにいるゴブリンのフレンズでもずっこん!ばっこん!大騒ぎ!!しようじゃあナイカ♂」
ゴブフレ「ヴェ!?」
参上「ホモはお家に帰りましょう」
瑠伽「知ってるか!!ホモってーのはLGBTをひとまとめにして侮辱している言葉なんだぜ!!!だからほもっていうなゲイって言えhjdgこfhsdhslrfぎd」
沈黙のターン、再び来襲……
参上「なあ……ここらへんで俺たちも帰ろうぜ」
参上は沈黙を破るように呟く。
瑠伽「いや、まだなんもしてなくね俺たち」
サケぬん「そうだけどさ、僕もこのキャラ疲れたし早くママに会いたい」
サケぬんは真顔になって同意する。それと同時にそこにいた全員がギョッとした顔でサケぬんを見つめた。
サケぬん「おっとゴミを見る目ですねっ! でもさヤシマールもそうでしょ?」
ヤシマール「うん、ぼくちんもママちゃんのミルク飲みたい」
サケぬんとヤシマール以外「「「……えっ」」」
これはもはや沈黙ではなく謎の空間、そうっ! いわば、
サケぬんとヤシマール「「マザコンタイムッ!!」」
サケヌンとヤシマール以外「……………」
そしてこの沈黙、いやマザコンタイムにより時は一分、一時間、やがて一日も経過した。
???「ん、お主たち何をしてるんじゃ?」
みんなのおなかの音だけが聞こえる空間を破りし者が現れる。
みんな「「「「なっ! マザコンブレイクだとっ!?」」」
この者の出現によりみなが仰天するとともに各自、体が動かせるようになった。
???「ほう、マザコンタイムの持ち主がいるようじゃのう」
なその老人はそう言うと不気味な笑みを漏らした。突如皆の体と思考が止まる。
みんな「「「んっ……ん――――」」」
???「それではみな、わしの虜にしてやるっ! グランドファザーコンプレックス!!!」
みんな「「「わあああああああああああああああああああああああああああああああああああっっ」」」
一年後、そこでは老人と何人もの若い男子が仲良くズッコンバッコンしている姿が目撃されたという———。
後略