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序章
僕らのイバショ 序章です。
これは、本来なら出会うはずのなかった14人の少年少女の物語。
【参加資格】
対人関係に一定の問題がある者
立場思考を持つ者
個人担任及び関係者にスカウトされた者
能力のある者
何らかの人間的欠如がある者
何者からか引き取りの依頼が来、かつ上記に当てはまる者
以上の者を検体参加資格者、梅花関連生徒とする。
薄暗い一室で、一人の男が立ち上がった。名残惜しげな瞳の先には、映画のスクリーン以上に巨大な画面が、光っている。映っているほとんどが同じような水色をした画面に一つだけ、黄色が浮かんでいた。
「五十期生四番、脱落だ。抑制剤の投与を許可する」
淡々とした声が引き金となり、黄色い場所に赤が咲く。ゴボゴボとそこだけが泡立って、黒くなった。
「始末よろしく」
とある深夜の、ことだった。




