女神様の言うとおり
え、何、ここどこだ?俺、トラックに轢かれて死んだ…はずだよな?なのに羽の生えたおかしな女…頭がいかれてるのかと思うほどだ。
「おい、ダレガアタマノイカレタヤツダッテ?」
こ、怖…何、何?コイツもしかして神ってやつ?小説とか読んでたからまさかとは思うがそんな事現実で起こるなんて思うはずがな…
「考え込んでいるとこ悪いが汝には時間が残されておらぬ…
なにせ、この空間は次元の狭間だからの〜
なぜ、汝がここにおるかはわからぬがまぁよい、今のままでは次元の狭間に取り残され、汝は消滅するであろう。
あ、それとじゃ、何時もそろそろ話せ。いくら妾が心を読めるとしても力を使うのでな…」
そ、そうか。神も力を使うのか…神も万能ではないとよく言ったものだ
「す、すみません、で、女神様でいいのかな?
女神様はなんでここに?」
「うむ、妾は汝にきょうみをもってをもってのう…汝は異世界に行きたいと思ったことはないかの?」
女神様は真剣な眼差しで俺見つめ聞いてきた。
「それはありますけど…まさか…異世界に行けるんですか!?」
これは、チャンスかもしれない…昔から異世界には行きたかった
「そうか、なら妾が汝に力を与え異世界にいってもらおうかのぅ…ただし、条件がある。
必ず世界の悪を取り除くことじゃ。」
「そんな、いきなりそんなこと言われても無理だって!それに力と言ったって何かわからないし」
分からないと動けないのは確かだ。
しかし、女神はそんな俺を見ながら
「大丈夫じゃ。何時に与える力は3つじゃ
一つ、モンスター使いの証じゃな…これは向こうに行ったらすぐにわかるであろう。」
モンスター使いの証?そんなの役に立つのか?
「そして、二つめ、これは汝が強くなればなるほど強くなる剣じゃ!名はないから現夢とでもしておくかの…」
と、女神は普通の?剣を俺によこし、そう言った
「そして、3つめは幸運MAXじゃ!言葉や知識などは検索できるようにしとくからの〜それじゃー頑張って!いってら〜」
そう言われた瞬間体が浮いた気がした。魂だけの状態になってるようだ…
「え、ちょ、まじかよ!おぼえてやがれ!クソ女神!」
そんな言葉だけがその空間に響いていた…
「よろしかったのですか…?〇〇様。3つではなく4つも与えて。しかも4つめは禁忌の覚醒…」
「おぬしか…シュン。いいんじゃよ、覚醒を持った奴が強くなる時が妾の目覚めの時だからの…
フフ…楽しみじゃ」
その言葉を残し女神はその場を去る。
「彼はまた神の傀儡になるのか…フッ、時が来る時君がどんな選択をするか楽しみだよ…」
〜
俺に与えられた覚醒とは?そして、女神達の思惑とは?