表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サクラのキセツ 陽  作者: 斎藤桜
114/167

二度

「咲希ちゃん、一葉ちゃんのところに行くつもりなんだね」

 深雪が去って行くと、和輝が歩きながら問い掛けた。

「ああ、当然だ。助けなきゃ、いい加減可哀想だろ」

 心配そうな顔をしながらも、咲希は何とか笑って見せた。

「怪物を追い帰す。一葉じゃもう無理だから、私が何とかする」

 懸命に微笑み、咲希は高速で走り出した。和輝も何とか追う。

「咲希ちゃんはやっぱり優しいんだね。優しいんだね」

 走りながらも咲希の頭を撫でる和輝。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ