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夢幻泡影  作者: 月光
第1章【希望】
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光の片隅

あのとき世界は、魔帝と呼ばれる者たちに支配された。

 空が裂け、大地が歪み、人々は滅びを覚悟していた。


しかし、怒り、悲しみ、恐怖、喜び――

 人が抱く感情が、力として形を持つようになった。


魔帝は4人いると言われている。

「絶望の魔帝」、「憤怒の魔帝」、「愛執の魔帝」

そして、全てが謎である「――の魔帝」


彼らはひとつの感情に執着し、

その力を最大限活用して世界を支配した。


人々は戦う道を選んだ。

散り散りになりながらも、

最後に辿り着いた場所がある。


人々は <残光> と呼ばれる拠点を築いた。

魔帝の支配が及ばない、

人類に残された最後の居場所として。


〈残光〉では、誰かが笑い、誰かが喜び、

誰かが小さな希望を胸に抱く。

そんな ささやかな喜びが積み重なるたび、

拠点を包む空気は静かに満ちていった。


そんな拠点の片隅で一人の少年 レイは、

畑の端に腰を下ろし、乾いた土を指で弄んでいた。


「おーい、レイ!ぼさっとしてないで働け!」

振り向くと、丸太を担いだ中年の男 ガルドが

こちらを見ていた。


「あ、今行くよ」

レイはため息混じりに土を払うと、

ゆっくり立ち上がった。

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